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福島県知事「搬入前に丁寧な説明を」
11月17日 15時38分

福島県知事「搬入前に丁寧な説明を」
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福島県の内堀知事は就任後初めて望月環境大臣と会談し、原発事故による除染で出た土などの廃棄物を建設が計画されている中間貯蔵施設に搬入する前に、地元の自治体や地権者に対して丁寧な説明を行うよう求めました。

福島県の内堀知事は17日、就任後初めて環境省を訪れ、望月環境大臣と会談しました。
原発事故の影響で放射性物質を取り除く除染で出た土などの廃棄物について、政府は福島県の大熊町と双葉町に中間貯蔵施設を建設する計画で、来年1月から搬入を始めたいとしています。
17日の会談で望月大臣は「これから大変なことがたくさんあると思うが、よろしくお願いしたい」と述べて、搬入の開始について理解を求めました。
これに対して内堀知事は、「これからが一層、大切で難しいタイミングになる。
政府と県、地元の自治体、そして地権者の皆さんなどと話を進めていくことが何よりも大切だ」と述べ、搬入前に地元の自治体や地権者に対して丁寧な説明を行うよう求めました。
中間貯蔵施設への除染廃棄物の搬入を巡っては、政府は年内に輸送の計画をまとめ、計画どおり搬入を始めたいとしていますが、地権者との交渉などが難航していて計画どおり進むかは不透明な状況です。

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