[産経]J1優勝争い混沌、4チームに可能性 浦和、次節Vには勝利必要
http://www.sankei.com/sports/news/141122/spo1411220045-n1.html
 残り2節で優勝の可能性があるのは浦和、G大阪、鹿島、鳥栖の4チーム。次節で優勝が決まる条件は、勝ち点61で首位の浦和が鳥栖を下し、同59の2位G大阪が神戸と引き分けるか、敗れるケースのみとなった。

 浦和が引き分けてG大阪が勝つと62で並び、得失点差で上回るG大阪が首位に浮上する。浦和とG大阪がともに敗れた場合、59となる鳥栖にも逆転の芽が出てくる。鹿島はC大阪に勝てば60となり、可能性が広がる。

 
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第32節まで消化し、のこり2節となったJ1リーグ戦。
現時点の優勝条件および残留条件を整理してみました。



優勝争い

J1優勝の可能性があるのは浦和、G大阪、鹿島、鳥栖の4チーム。

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浦和が次節の鳥栖戦に勝利してG大阪が引き分け以下だった場合、その時点で浦和の優勝が決定。

唯一上位との対戦がないG大阪は、前回対戦で5-1と勝利している神戸と3-0で勝利している徳島との対戦。
鹿島と鳥栖は2連勝が必要(鹿島は1勝1分でも理論上優勝の可能性はあり)も、鳥栖は残りが浦和・鹿島との直接対決のため、自力で上位2チームの全勝を防ぐことが可能。

浦和の優位は変わらないものの、次節の結果次第では大きく状況が変わる可能性あり。






残留争い

徳島の最下位が決定済みで、13位の甲府まで残留が決まったため、15位以下の仙台・清水・大宮・C大阪の4チームのうち降格するのは2チーム。

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次節、残留が決まる可能性があるのは仙台と清水。

仙台(または清水)が勝利して大宮が引き分け以下、もしくは仙台(または清水)が引き分けで大宮とC大阪が敗れた場合、その時点で残留が決定。
C大阪は理論上では1勝1分でも残留の可能性があるものの、現実的には2連勝が必要。最終節では大宮との直接対決に。

なお、大宮はJ1に昇格した2005年以降の9シーズン、33節以降の試合はまだ2敗しかしておらず、ラスト2戦にめっぽう強いです。

大宮のラスト2節の成績

2005年 第33節 vs大分(A) ●1-2
2005年 第34節 vs横鞠(H) △1-1

2006年 第33節 vs桜大(H) ○2-0
2006年 第34節 vs新潟(A) ○2-1

2007年 第33節 vs東瓦(A) ○2-1
2007年 第34節 vs川崎(H) △1-1

2008年 第33節 vs京都(H) △1-1
2008年 第34節 vs磐田(A) ○1-0

2009年 第33節 vs木白(H) △1-1
2009年 第34節 vs大分(A) △1-1

2010年 第33節 vs新潟(H) △2-2
2010年 第34節 vs横鞠(A) ○2-0

2011年 第33節 vs広島(A) ●2-4
2011年 第34節 vs甲府(H) ○3-1

2012年 第33節 vs磐田(H) ○2-0
2012年 第34節 vs清水(A) △0-0

2013年 第33節 vs磐田(H) ○3-0
2013年 第34節 vs湘南(A) ○1-0


果たしてどうなる…?!