NNNドキュメント「RICE WARS アジアの巨大市場を攻略せよ」
2014年11月23日(日) 25時29分~25時59分 の放送内容
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最終更新日:2014年11月21日(金) 11時32分
アジアの大都市へコメ輸出に動く新潟の農家。中国ではその市場を見据えコシヒカリ栽培が成功。アメリカの業者もアジアを狙う。果たして海外に日本のコメの希望はあるのか。
番組内容
進むコメ離れ…国内消費量が減る中、新潟の農家・坪谷利之さんは日本食ブームを追い風に輸出に取り組んでいる。「新潟のコシヒカリは世界で通用する」…ターゲットは香港などアジアの大消費地だ。一方、中国南部ではその香港市場を視野に入れた「コシヒカリ」の栽培が成功。大規模生産へ動き出した。さらにアメリカのコメ業界も虎視眈々とアジア市場を狙っている。果たして海の向こうに日本のコメの希望はあるのか。
出演者
- ナレーター
- 高川裕也
制作
テレビ新潟
その他
- 属性情報?
-
- ジャンル
- ドキュメンタリー/教養 - ドキュメンタリー全般 ニュース/報道 - 特集・ドキュメント
人物情報
番組詳細説明(内容)
【見どころ】
進むコメ離れ…国内消費量は年々8万トンずつ減り続け、縮小傾向に歯止めはかからない。
そうした中、国は輸出拡大で活路を見出そうとしている。
主なターゲットは、香港やシンガポールなどアジア圏だ。
しかしその市場を、中国やアメリカのコメ業界も狙っている。
生き残りをかけ輸出競争に挑む「コメ王国」の農家を描く。
【内容】
■【日本】生産現場の岐路 海外市場へ動くコメ農家
新潟市のコメ農家・木津みずほ生産組合の坪谷利之さんは、厳しさを感じながらコメ作りをしている。
国内の米価は下落。「小農切捨て」との批判もある中、国は政策を大きく転換、やる気のある担い手に農地を集約する方向に舵を切った。
周りの多くが離農していく中、坪谷さんは農地集約に取り組みコメ農家として生き残ろうと決意した。
今、国内ではコメ離れが進んでいる。その一方でコシヒカリやあきたこまちなど「日本米」とも言われる日本で開発された品種は、日本食ブームと共においしさが世界に認知され始めている。
だが、海外の日本食レストランでは価格が高い日本産のコメは避けられ、アメリカ産や中国産などが使われているのが現状だ。そうした中、農機具メーカー・クボタは日本のコメ農家支援のため、国内のコメを集荷して輸出事業を開始。主なターゲットは、香港・シンガポールなどだ。
坪谷さんもクボタの輸出用のコメの集荷業者「新潟農商」を通じ、去年から輸出を始めた。
新潟農商の伊藤社長は香港のコメ売り場で 撮ったアメリカ産コシヒカリ「田牧米」の写真を手に語る。
「価格では海外のコメにはかなわない。しかし品質・食味で日本のコメにはチャンスがあります」
■【中国】中国南部でも「日本米」の大規模生産が始まった
しかし、アジアの大市場を狙うのは日本だけではない。
香港人のリ・ゴージェン氏は2年前、中国内陸部の江西省で省政府と協力してコシヒカリの栽培に成功。香港や上海など大市場を視野に入れている。
ゴージェン氏は去年、新潟のコメ作りも視察。暮れには宮城県で開催されたコメの食味を審査する国際コンクールに中国から初出品した。中国で栽培したコシヒカリなど、日本米を本格的に香港に売り出すべく動いていた。
「今、香港の富裕層には日本産のコメが人気だが、これからは私たちのコメだ…」
■【アメリカ】廉価でアジア市場をにらむカリフォルニア産米
一方、アメリカ・カリフォルニア産の日本米生産者もアジア市場を睨む。
宮城のコメのコンクール会場に現れたアメリカ業者は「日本食市場の拡大とともに我々もチャンスは増えるだろう」と自信を見せる。そのアメリカ業者の隣にはアメリカのブランド米「田牧米」を生んだ田牧一郎氏の姿があった。
世界のコメビジネスを知る田牧氏は言う。
「日本産のコメ価格は高く、海外産米の競争相手にはなれない…」
新潟港ではこの秋、新潟農商が集荷した香港向け輸出用米が現地へ向け出港した。坪谷さんは語る。
「日本のコメ作りが生き残るために、海外は大事な選択肢の一つになる…」
そのコメの行く先、香港ではリ・ゴージェン氏が中国産コシヒカリの袋の開発に着手。
ことし50トンを香港で販売する。
日本食ブームで世界に広がる日本米の市場。
日本だけでなく海外の生産者もビジネスのチャンスを狙っている。
消費減少と価格下落に歯止めがかからない中、コメ生産現場は海外に希望を見いだせるのか…未来を展望する。
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