神城断層にほぼ一致=長野県北部の余震分布―本震M6.7に修正・気象庁
時事通信 11月23日(日)12時28分配信
気象庁は23日、長野県北部で22日午後10時8分ごろ起きた最大震度6弱の地震について、余震分布が「神城(かみしろ)断層」の位置とほぼ一致していると発表した。本震も神城断層が動いて発生した可能性があり、同庁は引き続き分析している。政府の地震調査委員会が23日午後に開かれ、この分析結果が検討される見込み。
神城断層は、糸魚川―静岡構造線断層帯の一部。
気象庁はまた、本震の震源を精査した結果、地震の規模(マグニチュード=M)を6.8から6.7に修正したと発表した。震源の深さも約10キロから5キロに浅くした。
余震は22日午後10時37分ごろに発生したM4.3の地震が最大で、長野県小谷村で震度5弱を観測した。23日午前11時までに震度3の余震が5回あり、震度1以上の余震は計53回に上った。
余震の震源は長野県の小谷村から白馬村にかけ、姫川沿いの南北約20キロに分布。深さは約10キロまでで、断面は東側に下がる形となっている。本震の震源も余震分布域内にあり、神城断層の東側が西側に対して乗り上げるようにずれる逆断層型地震だった可能性がある。
一方、国土地理院は23日、電子基準点の観測で地殻変動を検出したと発表した。神城断層の西側にある白馬村の基準点が、同日午前9時すぎまでに南東へ約29センチ動くとともに約12センチ沈降しており、神城断層の逆断層型地震の可能性が高まった。
気象庁は本震で震度5弱から6弱を観測した地域を中心に被害や震度観測点の状況を調べるため、23日朝に機動調査班を派遣した。揺れの強かった地域では土砂災害や家屋の倒壊の恐れがあるとして、余震に注意を呼び掛けている。
最終更新:11月23日(日)16時17分
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