秋篠宮ご夫妻 東北大学を視察11月17日 19時17分
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秋篠宮ご夫妻が仙台市の東北大学を訪れ、東日本大震災のあと、住民の健康管理や新たな薬の開発などに役立てるため、ヒトの遺伝情報を解析している施設をご覧になりました。
秋篠宮ご夫妻は17日午前、仙台市青葉区の東北大学にある「東北メディカル・メガバンク機構」を訪れ、ヒトの遺伝子に関する最新の研究を視察されました。
東北大学などの研究チームは、震災のあと、宮城と岩手の住民の健康管理や新たな薬の開発などに役立てるため、ことし7月に完成した施設でヒトの遺伝情報の解析に取り組んでいます。
秋篠宮ご夫妻はヒトの血液や尿の成分を保存する部屋で液化窒素が満たされたマイナス190度の冷凍タンクで保管されている細胞の状況を確認されました。
ここには、7万人余りの血液などから取り出された細胞のひとつひとつにバーコードがつけられて保管されています。
秋篠宮さまは機構の担当者から個人情報の特定を防ぐためバーコードの番号などを工夫し匿名化をはかっているという説明を受けられたということです。
午後からは石巻市を訪れ、住民の健康調査を行っているセンターで血圧や骨の密度を測る設備などをご覧になりました。