« 続「一日一生」(11)「長い道のりも一歩一歩の積み重ね」 | メイン | 続「一日一生」(13)「終わらない自分の道」 »

2014/04/28

続「一日一生」(12)「人生に終点はない」

Photo 比叡山に来る前は、ぼくはその日その日を投げやりに過ごしていたんだな。失業しているときはすることもなく、どこかえ行こうと思っても貧乏だったもんだから汽車賃が払えない。トットッと歩いていたんだね。若い頃、そんなふうにしてずいぶん歩いていたもんだから、回峰行に入っても歩くことは苦にはならないの。無駄と思っていたことが無駄じゃなかった。そんなときは気がつかなくても、結果的には後で役に立つことがあって、良かったと思うときが来るもんだよ。

いろいろまわり道はしたけど、歩くっていう自分のいちばん得手なものだから、仏さまがこいつは歩くことで人生の修行をさせようと出会わせてくれたんだなあ。

Photo_2 千日回峰行をなぜ二回やったかというと、行が終わると自分自身はお弟子さんを育てるとか、学僧になるとか考えるんだけど、ぼくなんかはそんな学識もとぼしいし、そういう柄でもないしな、それだったら体力には少しは自信があるから、もう一度回峰行をやっても良いのとちがうのと思ってね、それで二回させてもろうてね。でもこれも決まりがあってね、回峰行を終わって半年以内に出峰しなくてはならないから、周りは一回でも大変な行なのに二回もするなんてって、驚いていたけどな。ぼくからしたら、落第するのはいつもお手のもんだしな、しっかり修行をするためにもう一度しても良いと考えたんだよ。

Photo_3 それで二千日の回峰も終わって、みんなに感想を求められんだけど、やっぱり何だったのかって、わからない。終わったというだけのことなんだな。それなら、今度は日本の各地や世界の聖地を歩いてみようと、世界を歩いてみると、へえって思うことはまだまだたくさんあるよ。いくつになっても世の中から教わることばかりで、本当に物事は奥が深いと思うね。

それと何事もあきらめないで、一歩ずつ進んで行こうとする向上心も大切だよね。だれだって、人生、山もあれば谷もある。晴れの日もあれば、雨の日もある。春もあれば、冬もある。終点はない。ただその先、また先へ行いこうということだけなんですな。

クリックお願いします。   にほんブログ村 ライフスタイルブログ 生き方へ

4月30日・誕生日の花「ボタン」。花言葉は「風格」。

Photo_4・牡丹(ぼたん)科。
・学名Paeonia suffruticosa
   Paeonia : ボタン属
   suffruticosa : 亜低木状の Paeonia
 (パエオニア、ペオニア)は、ギリシャ神話の”医の神”「Paeon」の名に由来する。
・開花時期は、 4/20 ~ 5/ 5頃。
・中国原産。日本へは奈良時代に渡来してきたらしい。(弘法大師が
  持ち帰ったとの説も)。
・中国の国花。新年を祝う花として、中国の上流階級ではとりわけ珍重された。中国では、花海棠(はなかいどう)とともに、最も愛好される。
・中国名の「牡丹」を音読みして「ぼたん」の呼び名になった。
・大輪の花が見事。
・「花王(かおう)」、「白王獅子(はくおうじし)」、「大極殿(だいごくでん)」、「烏羽玉(ぬばたま)」などいろいろな品種がある。

Photo_5 ★英語はインド式で(6)

「英文のカタチ」を覚える。

★部長は怒っているようだ。⇒部長 sound  怒っている⇒The  manager  sounds  angry.

前提条件は「中学校で習う英語の知識を持っている」。

さあ、子どもの中学の英語教科書を、孫の教科書を探しましょう。

 

コメント

コメントを投稿

2014年11月

            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

最近の記事

最近のトラックバック