2014年11月23日09時31分
長野県北部を中心に震度6弱を記録した22日夜の地震から一夜明けた23日、同県内でけがをした人は39人にのぼっている。警察庁によると、7人が重傷で、32人が軽いけがを負った。
同庁が23日午前9時現在でまとめた情報によると、市町村別では、長野市で9人▽白馬村23人▽大町市2人▽小川村2人▽飯綱町1人▽小谷村1人▽松川村1人。このうち重傷を負ったのは長野市の2人、白馬村の4人、松川村の1人で、胸や足首の骨を折るなどのけがを負った。
建物にも被害が出ており、白馬村の神城地区では民家7棟が全壊。住民計26人は救出されたが、一部がけがを負った。長野市では花火を打ち上げるための鉄塔が倒れたが、道路や電線などに被害はなかった模様だ。同県岡谷市では、落下した看板が車両に当たったほか、長野市や小川村では住宅などの壁が崩壊したとの情報もあるという。
警察は長野県警のほか、警視庁、新潟、静岡、富山、愛知、石川の各県から計340人の警察官を現地に派遣。23日朝から本格的に活動している。
気象庁は23日午前、この地震の深さを10キロから5キロ、地震の規模を示すマグニチュードを6・8から6・7に変更し、発表した。
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