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 自らが代表を務める政党支部が、文部科学省から補助金を受けた二つの学校法人から寄付を受けたと政治資金収支報告書に記していた問題で、下村博文・文科相は21日の閣議後の記者会見で「詳細にチェックしていなかった。基礎の基礎のミスで、二度と無いようにしていきたい」と述べた。

 政治資金規正法が補助金を受けた法人の寄付を制限しているにもかかわらず、下村氏の事務所は学校法人の代表者個人からの寄付を法人からの寄付と誤解していたという。事務所は寄付は個人献金だったと確認し、収支報告書の訂正を届け出ている。