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【格闘技】三浦3度目防衛 プエルタを6回TKO2014年11月23日 紙面から
◇ボクシング・ダブル世界戦▽22日▽横浜国際プール▽観衆3500人 WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチは、王者三浦隆司(30)=帝拳=が、同級1位エドガル・プエルタ(32)=メキシコ=に6回2分15秒、レフェリーストップによるTKO勝ちで3度目の防衛に成功した。来春にも実現が期待されるWBA同級王者内山高志(35)=ワタナベ=との統一戦に一歩、前進した。 WBC世界フライ級タイトルマッチは、王者ローマン・ゴンサレス(27)=ニカラグア・帝拳=は同級8位ロッキー・フエンテス(28)=フィリピン=に6回2分11秒、レフェリーストップによるTKO勝ちで初防衛に成功した。 試合後の控室。キレイな顔の三浦がいた。「ダメージ? 全然、ありません」。涼しい顔でそう言った。以前なら、勝っても傷だらけの顔になることも多かったが、全くの別人のようだった。 試合は偶然のボンバーレフト(自身の強打の異名)さく裂で幕を開けた。初回、クリンチにきたプエルタの側頭部に左フックを打ち下ろした。プエルタはなぎ倒されるようにダウン。「狙ったわけじゃないけど、いいところに頭があったので、ガツーンといったら、倒れた」という。 プエルタを痛めつけたのは、ボンバーレフトだけではなかった。左右の多彩なパンチを上下にいろんな角度からぶち込んだ。昨年大みそか以来の試合で、飛躍的に進歩したというディフェンス力でパンチもヒョイヒョイとよけた。しかし、仕留めたのは、やはりボンバーレフト。6回、最初の一発でプエルタの膝が落ちた。さらにもう一発。そしてとどめの一発。ボンバー3連発で、もはや死に体のプエルタ。レフェリーが止めに入ったが、勢い余った三浦はさらに左右のフックを放った。あやうくレフェリーも、左右のボンバーの餌食になるところだった。 文句なしの勝利。しかし、三浦は、全然うれしそうじゃない。「まだ余力がある。100%出せていない。次回、100%出したい」と話した。 2011年1月、WBA同級王者内山高志に挑戦して、コテンパンにやられた。帝拳ジムの本田明彦会長が「あのころとは別人」と言えば、三浦も「実力的に競ってきている。どん底からはい上がることが僕の原動力。雪辱したい」と言った。内山との統一戦は、早ければ来春。今の三浦を見て、内山はどう思っているのだろう。 (竹下陽二) PR情報
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