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【プロ野球】

「松井君がポスト原の有力候補」 白石オーナーが再度のラブコール

2014年11月22日 紙面から

 巨人の白石興二郎オーナー(68)は21日、球団OBで米ヤンキースなどでも活躍した松井秀喜さん(40)について言及。『ポスト原監督』の一人であるという認識をあらためて示した。これまでも同じような見解を繰り返し語ってきたが、球団オーナーとして、再度のラブコールを送った格好だ。

 胸の中にある期待を隠そうとはしなかった。東京都内のホテルで開かれたオーナー会議に出席した後、報道対応した白石オーナー。来年以降の松井さんとの関係について問われると、こんな言葉を返した。

 「松井君がポスト原の有力候補であることは間違いない」。1月に長嶋終身名誉監督、渡辺球団会長(当時)を交えた会談で「両手を広げて待っている」と伝えたが、気持ちが変わらないことも強調。「ユニホームを着るときは、ジャイアンツを率いてくれることを期待している」と言い切った。

 昨オフに2年契約を結んだ原監督の任期は残り1年。白石オーナーはその後について「もちろん続投があるかもしれないし、ポスト原を決めなきゃいけないことになるかもしれない」とコメント。来季の成績次第で、原監督の去就が注目されることになる。

 そのときに浮上するのが、2月の宮崎キャンプで臨時コーチも務めた松井さん。来季の入閣は見送られたものの、2016年以降は未知数ともいえる。

 その一方で、白石オーナーは「松井君が今後の野球人生をどう判断するかにかかっていますよ」とも。現場復帰するかどうかは、松井さんの決断を最優先にする姿勢もあらためて示した。16日のOB戦では4安打を放ち、ファンから大きな喝采を浴びたが、今後も注目を浴びる存在になりそうだ。 (川越亮太)

 

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