中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【プロ野球】

大谷、来秋にも侍で二刀流 小久保監督「十分にある」

2014年11月22日 紙面から

笑顔で会見する小久保裕紀監督=那覇市内で(田中太一撮影)

写真

 侍ジャパンでも二刀流だ。日米野球を終えた小久保裕紀監督(43)が21日、那覇市内のホテルで取材に応じ、大谷の二刀流が来秋に解禁される可能性について「十分にある」と期待した。来年11月には12カ国・地域による「プレミア12」が開催予定。環境が整えば、この新設の国際大会がお披露目の舞台になる。

 指揮官が胸の中に抑えていた気持ちを正直に吐き出した。「日本ハムさんの方針の中で、3年間は『管理下で育成』ということを言われていた。そこに口を出すことはできない」。現役時代に413本塁打をマークした長距離砲の目にも『打者大谷』の才能はまばゆく映る。しかし、今回は球団サイドの『ストップ』がかかり、投手限定起用となった。

 日本ハムからは「(大谷が)自立したら、あとは彼の判断」と伝えられたという。つまり、入団3年目となる来季終了後にも、侍ジャパンでの二刀流が解禁される可能性があるということだ。

 「正直、28人という枠がある中では(大谷の二刀流は)非常に貴重になる」と指揮官。希望がかなえば、侍ジャパンは『29人』で戦うことができることになる。2017年開催が見込まれる第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を見据えた上でも、大谷の二刀流解禁は世界一奪回へのポイントになる。 (井上学)

 

この記事を印刷する

PR情報

おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ