~ みなさん、こんにちねぎねぎ。 ~
Negicco
オリジナルメンバーで十周年を迎えることはほぼ“奇跡に近い”と言われる激動のアイドル界。決して平坦ではなかったこれまでの道のりを、1stオリジナルアルバムリリースを目前に控えた三人に伺った。
Photo:オノツトム(A/M) / Text:結城紫雄(2.5D)
十年間の活動を振り返っていかがですか。
Nao☆:順調なことばかりではなかったかたらこそ、「いつか見返したい」という気持ちを持って頑張ってきました。東京で定期ライブを演らせていただいたり、憧れの人と競演できたりといったことも、一年一年頑張ってきた積み重ねなんだなと思います。
Kaede:小学生から大学生になるまで続けているとはまさか思いませんでした。Negiccoは私にとって第二の家族のような感じですね。
Megu:あっという間でしたね。自分が一つのことを十年続けられているということにびっくりしています。
Nao☆:今思えば大変だった時期の経験が、私たちのチームワークの源なのかもしれません。
共演したアーティストで印象に残った人はいますか。
Megu:Perfumeさんと共演させていただいた時のことは凄く覚えていますね。あーちゃんさんに「またライブ一緒にしたいですね」って言っていただいたことがあって、いつかそれを実現させたいと思っています。
Kaede:バニラビーンズさんと初めてお会いした時に、オーラに圧倒されて「あ、芸能人だ」って感じましたね(笑)。足はとても長いし、顔はお人形さんみたいだし……。全然違うな、と思いましたが、少しでも近づけるようになれたらいいなと思いましたね。
Nao☆:モデルの時からずっと好きだった春奈るなちゃん。私はアニメも大好きなので、仲良くなれたのが凄く嬉しかったですね。Negiccoも今後アニメとか、他の色々なジャンルに取り組んでいけたらいいなって思います。
Nao☆さんはアニメがお好きなんですか?
Nao☆:はい。でも最近新潟では、東京で流れているアニメが放送されていないんですよ。だから東京に来た時しか見られない(笑)。アニメ好きなのにやっていないから話題についていけないのが凄く悔しい。
5月29日にリリースされた『アイドルばかり聴かないで』の聞き所について教えてください。
Kaede:サビ手前の「残念!」の部分です。皆さんで一緒にフリをできたらいいなと思いますね。
Nao☆:おしゃれな方に刺さる曲だと思います。「Negicco」というユニット名ではピンとこない人も、この曲を聞いて、「Negiccoの曲っておしゃれなんだな」って思ってもらえるようになればと思います。
Megu:DJでもNegiccoの曲ばかりかけるんですが、やっぱりアガる曲が多いんですよね。
新潟のいい所を教えてください。
Nao☆:食物が美味しいですね。Negiccoの曲を聞ききつつ、日本海を見ながら海の幸とかお米を食べてもらいたいな。Negiccoの曲にも、新潟の色々な所が歌詞に出てくるんですよ。『あなたとPop With You!』だったら、国道402号線(新潟県柏崎市を起点とする一般国道)の「402」とか。『Falling Stars』だったら「古町(県下最大の繁華街)」という場所のことを歌っていますね。ファンの方が新潟に来たら、「Negiccoはここで育ったんだ」「この曲はここから生まれてくるんだ」という感動があると思います。そういったヒントを探しながら曲を聞いていただくのも楽しいかも。