宝島社は、全203職種の調査・比較により、“他人の給料”をまとめた別冊宝島「日本人の給料大辞典」を発売した。その中から、複数のデータから女性の職種別平均年収を算出し、順位付けしたランキングが公開されている。
その結果は次の通り。
1位 弁護士 約1201万円
2位 大学教授 約1017万円
3位 医師 約884万円
4位 大学准教授 約806万円
5位 パイロット 約805万円
6位 公認会計士/税理士 約730万円
7位 記者 約698万円
8位 大学講師 約657万円
9位 高等学校教員 約602万円
10位 歯科医師 約573万円
この10職種はどれも簡単に就ける仕事ではなく、労働者数に占める女性の割合も決して高くはない。そこで同社は、一般的に多くの女性が就いている職業の中で年収が高いものをまとめ、さらにランキング化した。このデータから「専門職の年収が高いことがわかる。注目すべきは、看護師と准看護師の年収に大きな開きがあること。やはり資格の違いが年収でも大きな差になって現れてくることがわかる」としている。
1位 薬剤師 約519.5万円 約3.6万人
2位 システム・エンジニア 約498.6万円 約4.7万人
3位 看護師 約473万円 約49.2万人
4位 准看護師 約398.2万円 約15.8万人
5位 理学療法士・作業療法士 約383.2万円 約5.3万人
6位 ケアマネージャー 約356.2万円 約5万人
7位 保険外交員 約355.5万円 約15.2万人
8位 栄養士 約338.4万円 約6.2万人
9位 幼稚園教諭 約330万円 約6万人
10位 保育士 約309.1万円 約22万人