ズボンの後ろポケットに財布を入れると知らない間にすられるかもしれない。鞄を持ち歩くとかさばる。ウェストバッグは小さいのでおすすめだが、腰に巻くと中の物を頻繁に取り出す時は不便だ。
概要
ウェストバッグを使うメリット/デメリットについて言及し、さらに前側で肩がけする際のメリット/デメリットについて述べる。自分の目が届きやすく持ち運び易さを合理的に考えるとこうなった。
肩がけって何?
ウェストバッグを前側で肩がけ(斜めがけ)するとこんな感じ。
バッグ部分が後ろ側(背中側)に来る肩がけをしている人を見かけるが、海外ではおすすめしない。チャックの締め忘れでカバンが開いていても、気づきにくいので中身を盗られやすくなるだろう。
ウェストバッグを使うメリット/デメリット
ウェストバッグを使うことで利便性が上がる。詳細は次のとおり。
メリット
- 最低限の持ち物(お金・携帯電話・パスポート)に加え、予備バッテリーや常備薬などの小物を収納できる。
- 手ぶらなので両手が自由。
- 身体に密着しているので置き忘れにくい。
- ズボンのポケットに財布や携帯電話などを入れなくてもいい。
- ウェストバッグを着用した上にアウターを羽織える。バッグが見えないのでスリに狙われにくい。
デメリット
- ウェストバッグに貴重品があると思われ、ピンポイントで狙われるかもしれない。これは他のカバンでも同じ。
- ウェストバッグなしの時よりも荷物がかさばる。
- 大きな物を入れられない。
- 走るとゆっさゆっさ揺れる。
- ウェストバッグが身体に接する部分は汗が蒸発しにくい。
肩がけのメリット
上記メリット/デメリット以外で、腰に巻くのではなく肩がけしている場合のメリット/デメリットを述べる。
メリット
- 胸の位置にウェストバッグが来るので知らない間にすられていることがまずない。
- 子供のスリだと手が届きにくい。
- 腰の位置に巻くよりも近い分、自分は中身を確認しやすいし取り出しやすい。
- 他人には中身を覗き見られにくい。
- ウェストバッグが輪になった状態で、頭と片腕を通すだけで脱着できるので楽。
デメリット
- カバンが斜めになる。中身を適切に配置しないと偏ってしまう。
- 腰よりも高い位置にバッグが来るので目立つ。
スリ対策用に特化型もある
服の内側に着用しても目立たないトラベル用の貴重品入れもある。犯罪を特に警戒すべき地域に行くのならぜひ検討したいところ。
まとめ
パスポートの持ち運びを考えると手ぶらでは厳しい。だからといって必要以上に大きなカバンを持ちたくない。ウェストバッグの肩がけなら防犯対策と利便性向上を図れるので及第点を超えているはず。