ブンブルブハローはてなブログ!どうも、ペロペロです!
最近ユーチューバーが話題ということで、僕もちょっとHIKAKINについて書いてみようかな、と思います。
いやー、HIKAKINって凄いですよね。
全然皮肉とかで書いてるわけじゃないです。ホントの所結構マジで凄いなと思ってます、面白いとは思わないんですけど。
でも「面白くない」ってブーブーいう人が多いのに、これだけブレイクしてるってのがそもそも凄いですよね?
一時「何でこの人こんなに動画再生されてるの?」と思ってかなりの動画を見てみたことがあります。
その結果、出たのが「やっぱりHIKAKINってすげぇ」って結論です。
HIKAKIN自体が凄いのか、HIKAKINを作り出しているバックエンドが凄いのかはよくわからないですが、とにかくHIKAKIN凄い。怖い。
そんなわけで今日は僕がHIKAKINをなんで凄いと思ったのか、怖いと思ったのかを徹底追跡!
あ、そもそもHIKAKINについての話なので、HIKAKINつまんねー!って言いつつも横目でチラッチラッと見ていたい人には面白いかもだけど、ホント全然興味ないよって人にはホント全然つまらない話かもしれないのでそこんとこヨロスク!
ユーチューバー動画はテレビのバラエティーを物凄くシンプルにしたもの
これはユーチューバー動画を見て感じた人も多いと思うんですけど、この手の動画って基本テレビのバラエティーをシンプルにしたものなんですね。
なんか商品買ってみました~!はいじゃー封を開けていきます~!おおっちょっと見て下さい~こんなんなってる~!!じゃ、食べてみよ!うわっ!これうまっ!みんなも買ってみてねー!
基本やってることはテレビでもユーチューバーでも同じ。
テレビはこれをタレントやらリポーターやら観客揃えて、編集でワイプ入れたり芸人に「ちょっとぉ~ウチラの分無いんですかぁ~」とクネクネさせたりして面白いでしょう!と言う感じでみせてるんですね。
テレビのバラエティーがつまらないと思ってる人なら、こういったユーチューバーの動画は糞つまらなくて当たり前だと思います。
だってつまらないテレビの更に劣化版なんだもの。
ユーチューバー動画はこれらを全部一人でやってる、というか余計なものは全部削いでいるので凄くシンプル。
だから扱ってるものがフツーの物で何の面白みもなければフツーにつまらない。
ところが逆に言うと、扱ってるものが興味のあるものだったら見る。見るんですよ。
適度なクオリティがあって、商品がきちんと紹介されていれば見てもいい。
例えばHIKAKINはあまりしていないけど、デジタル関係のレビューしてる人達はたくさんいる。
僕はこういうのつまらなくても見ちゃう。
レビューしてる人がどうとかそういうの関係なしに見ちゃう。商品に興味があるし、テレビとかだと紹介していないようなものだから。
つまり、ユーチューバーの動画がある程度見られている理由の一つに、ユーチューバー自体でなくて紹介する物や何やらに興味が向いてるんじゃないのかってのがあります。
HIKAKINは「無個性」
いや、個性はもちろんあると思うんですけど、キャラクター押しじゃないんですよね。
例えば、僕はよくゲームのプレイ動画見ています。
よく見ているのがガッチマンという方と、弟者というプレイ動画のユーザーなんですが、プレイスタイルとか、語り口とかものすごく個性が出ます。
ガッチマンはホラーゲームでも明るく淡々と進める感じの人で、時々おっさんぽいシモネタ挟んだりしながらも余裕を持ってゲームを進行していきます。
一方弟者の方はダンディな声(これを当人はかなり意識して喋ってると思うんだけど)で、ものすごく厨二病っぽい(良く言えば、自分一人でゲームをするときはこんなかんじの心の声になっているよな的な)セリフを喋りながらゲームを進めていく感じ。
こんなかんじで、動画に出る人って結構キャラが明確に出ていたり、出していたりする人が多い気がします。
そもそもこういう動画コンテンツ界隈って昔からキャラ押しみたいなのが成り上がる秘訣みたいな感じじゃないすか。
ニコニコの生主とか個性のぼったくりバーin歌舞伎町みたいな感じで、ちょっと歩いていたらお店に引っ張り込まれて「おいこら個性買うんかい買わんのかい!?」みたいに恫喝される雰囲気があります。
YouTube界隈でも歌舞伎町ほどではないけど、だいたいキャラ売ってます。
そのほうが覚えてもらえるし、そのほうが自然な流れのハズなのですが、HIKAKINはそこまで強烈なキャラがない。
本当に無いのかな、とも思うのですが、「HIKAKINを『YouTube』と、動画の最初の『どうも!ヒカキンです!』という言葉なしに説明せよ」と言われても中々説明できない。
「無個性」は強い
で、僕が思ったHIKAKINの強みってここなんじゃないだろうかと。
キャラ押ししてない無個性なところがHIKAKINの強さなんじゃなかろうかと思ってます。
何で無個性が強いのかというと、無個性だからなんでもできる、これに付きます。
自分のキャラに縛られないので、ありとあらゆる商品、サービスを紹介できる。
だいたいユーチューバーは自分の得意範囲みたいなのがあるんですけど、HIKAKINはかなり守備範囲が広い。
ゲーム、新商品、食べ物、サービス、お店、etc...、キャラが無いから何でも紹介できちゃう。
悪く言えば当たり障りがない。ローカル番組の1分情報番組とかインフォマーシャルみたいに「まあ流れてても消す必要ないかな」的な。
ところがつまらなかろうが、YouTube上ではそつなく商品が紹介されていれば、その商品に興味がある人は見る。
つまり扱う商品が幅広ければ、より多くの人に動画を見られるチャンスが多いんですね。
「HIKAKINに人気のある層は小中学生だから…」みたいな話を聞いたことあると思います。
おとなになると趣味嗜好が大きく分かれてくるけど、学生だと住む世界がだいぶ狭いのでターゲットにする商品ぐさっと刺さるとかなりのファン層獲得できそうです。
実際パズドラとかのスマホゲームの動画って再生効率(と言う言葉があるかわからんけど)が良さそうで、くっだらないクジを引いている動画とかでも10万回再生とか余裕でされちゃったりしてます。(シコシコおもしろ動画とか作ってる人は涙目ですね。)
ニッチな需要でなくて、マスメディアが扱ってないけど、学生間で大ブームな物を動画にしてる、つまり多くの人が見たいものをそつない動画でUPしておくのを、丹念に幅広く徹底的に行っているわけです。凄いですね?
そつない紹介と書きましたがこれもまたすごい。
紹介する食べ物、ゲーム、くだらない芸など、すべてを『心から楽しそう』にこなすんですよ。
結構色々動画見ましたけど、全部同じテンションで、同じノリで、結構楽しそうにこなしてるんです。
イイ年齢の人が、対象年齢低いような商品でも、全部同じテンションで、同じノリで、そこそこ楽しそうにこなせるんですよ(大事なので二回)。
出来ます?普通。
いやもうプロですよプロ、というかこれで飯食ってるんだからプロなんだけど。
プロデュースする人の筋書きなら無個性HIKAKINのプロ根性すさまじい、ということになりますし、自分でターゲット決めてやってるならそれこそバケモノです。
無個性だからこのようなスタンスが取れるのか、このようなスタンスを取るために無個性を貫いているのか、どちらにしても凄いです。
次のHIKAKINは生まれるのか?
こうしてみてみるとHIKAKINは
・HIKAKINは商品やコンテンツ紹介のために作られたスーパー動画レビュアー
・商品やコンテンツ紹介のために個性フラットでチューニングされている
・どんな商品やコンテンツでも同じテンションで楽しそうに紹介できる
というまさに最強のユーチューバー。
成り上がるべくして成り上がったといえるかもしれません。
個性の強いものだけが生き残れるネット社会で、無個性という唯一無二の個性を手に入れたHIKAKINが成り上がっているというのは運もあるでしょうけど中々興味深いです。
事実、ユーチューバーを抱えるプロダクションuuumのキャラクターの中でチャンネル登録100万超えしているのはHIKAKINだけだった気が。
やっぱりくだらなかろうがつまらなかろうが、HIKAKINはYouTubeの申し子、怪物を超えた怪物なんです。
HIKAKINみたいなユーチューバーにどうやったらなれるのか模索してる人もいると思うんですけどかなり難しいデスヨネ。
さて、次のHIKAKINは生まれるのでしょうか。
YouTubeの『○○チャンネル』『○○TV』みたいなチャンネルを虱潰しに調べていくと次世代のユーチューバーみたいなのが見つかるかもしれませんが、ユーチューバー業界は今や猫も杓子もYouTubeへのゴールドラッシュ状態、珠玉混合というかこの間さらされていたような人が沢山出てきているので中々大変です。
ぜひぜひみんなで協力して有望なユーチューバーを探していきましょう(棒)。
最近僕が気になってるのはこちらのチャンネル。
関連動画と言い、なんでしょう、いろいろな意味で気になります。いろいろな意味で。
無個性ブロガーは成り上がることができるか
被リンク用のダミーサイトがそんな感じなのでたぶん無理です。
疲れたのでおしまい。
僕はガッチマンのサイコブレイクプレイ動画でも見てくることにします。
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*1:しないでいいです