四輪R&Dセンター(和光)には、四輪車開発のデザイン関連部門が集結しています。ここでは社会環境や時代の流れ、ライフスタイルなど、人々の気持ちをさまざまな角度から研究し、デザイナー一人ひとりが、お客さまの立場に立って、求められるクルマのあるべき「姿かたち」を探求し、新しい発想と工夫によって「Hondaらしい」「ユニーク」と称されるHondaの四輪車のデザイン研究開発を行なっています。ここで具現化された新しいクルマのデザインは四輪R&Dセンター(栃木)で商品としての総合的開発につながり、世の中に発表されています。
スケッチ・レンダリング作業 |
パッケージレイアウトのデザイン検討 |
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フルサイズのクレイモデルを用いたデザイン検討 |
カラーマテリアルのデザイン検討 |
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モックアップモデルを用いたデザイン確認 |
3D(Class-A)データの作成 |
デザインスタジオでは、役割によってそれぞれのグループに分かれておりそれらのグループが機種を中心に一体となり開発を行っています。
クルマの基本骨格は、パッケージレイアウトグループが中心となって作り上げて行きます。そして、彼らと常に協議を重ねながらコンセプト作りと具体的な形を生み出して行くのがエクステリア/インテリアデザイングループ。このグループの中には、クレイモデル等を製作するモデルグループも含まれます。
また、色と内装のファブリックやマテリアルをデザインするカラーデザイングループ、コンピューターによる3Dシミュレーショングループ等が加わり、最終的に実物大のモックアップモデルが作製され、デザインが決定されます。
さらに完成したデザインはデータグループにより高精度なデータに置き換え、四輪R&Dセンター(栃木)の設計やテスト部門へ送られ、量産車の開発へと結びつけて行きます。