元老舗料理店「鳥久」全焼 解体で対立、いたずらも
テレビ朝日系(ANN) 11月22日(土)17時32分配信
22日未明、名古屋市で元老舗料理店が全焼しました。この料理店の所有者と市長は建物の保存を巡って対立していて、雨戸が壊されるなどのいたずらが続いていました。午前3時半ごろ、名古屋市の元老舗料理店「鳥久」で火事があり、木造2階建ての店舗が全焼しました。けが人はいませんでした。鳥久の建物は、江戸時代後期から明治時代に建てられたとみられています。所有者はマンションへの建て替えを計画していますが、名古屋市の河村たかし市長が「保存したい」と取り壊しに反対していました。
河村たかし名古屋市長:「町のかけがえのない財産を失ったということです」
所有者らによりますと、10日ほど前から雨戸を壊されるなどのいたずらが続いていたということです。
「鳥久」の所有者・竹中均さん:「ひどいなという大きさにまで(雨戸の)穴が大きくなったのは3日前。何だこの姿はという感じ。もう悲しいばっかり。残念」
付近で働く人:「(Q.雨戸は何日前から壊れていたか?)1週間か10日くらい前からですかね」
警察は午後から実況見分を行い、詳しい火事の原因を調べています。
最終更新:11月22日(土)17時32分