五線譜ではなく「円」でリズムを視覚化すると?
グルーヴをより深く理解でき、新しい発見にも出会える。音楽好きなら覚えておいて絶対に損はないメソッドです。
さて、音楽には生まれつき秩序がありますが(少なくとも大半は)、音符と記号だらけの譜面を見てその秩序をぱっと理解するのはなかなか難しいですよね。ところが円と針を使って表現すれば、音楽を構成しているあらゆる音のバックボーン…つまり「リズム」がとてもシンプルにヴィジュアライズできるんです。
TEDで紹介されたこのユニークな方法では、時計のようなメタファーが使われています。時計とちょっと違うのは、円盤上に何重もの輪が描かれ、ポイントとなる位置に印がついているところでしょうか。
John Varneyさんが紹介する「ホイール・メソッド」は、異なるタイプのビートやそれらが全体のリズムの中で担う役割を直感的に理解でき、かつシンプルに類型化できます。
世界にちらばる様々なジャンルの音楽にどれだけ共通点が多いか気づかされ、そこに魅了される人もきっと多いはず。だって、カリブのダンス・ミュージックとルーマニアのフォーク・ミュージックが同じリズムだなんて、考えたこともなかったですもん。
ある曲を全く違うジャンルに編曲したりリミックスしたりするときも、この考え方はものすごく役に立ちそうです。
source: TED
Adam Clark Estes - Gizmodo US[原文]
(Rumi)
- Songs Of Innocence (Deluxe)
- Universal Music LLC