「僕らの一歩が日本を変える。高校生100人×国会議員vol.4」と題する討論会が27日国会内で開かれ、全国から集まった100人の高校生が国会議員らと「権利」「教育」「オリンピック」「社会保障」など多様なテーマについて討論した。

 民主党を代表して海江田万里代表が冒頭のあいさつで「民主党は、生活者、納税者、消費者、働く者の立場に立っている。さらに未来への責任を果たすために既得権益、癒着構造と戦う改革政党である」と話し、民主党の立ち位置、改革政党であることを党綱領を手に説明した。

 その中で未来への責任について、国債発行について述べ「国債は次の世代に借金を残すもの。私たちは将来世代に借金を残さないようにということで消費増税をすることを決断した」と話し、民主党は未来への責任をしっかりと果たしている政党だと説明した。

 また海江田代表は民主党政権の時に進めた政策のうち「高校授業料の実質無償化」「子ども手当」について述べ、「次の時代を担う人たちを国はしっかり後押 ししなくてはいけない」とした上で、「高校授業料無償化」については、「この制度で救われた高校生はたくさんいた」と話し、「子ども手当」については、年 金、介護、医療の社会保障3本柱に子育て支援を加えて4本柱とし、その考えは定着していると述べた。

 最後に海江田代表は、「これからも野党でいようとは思っていない。また政権与党の座について、人間を、次の世代を大切にする政策を進めていく」と締めくくった。

                                (民主党広報委員会)