| ●マリオという名前● |
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世界中で有名なスターにも、たいていは無名の下積み時代ってのがあったりする。マリオもまたしかり!? 彼がはじめて出演した作品は『ドンキーコング』。内容的には、彼が主人公とみて間違いないのだが、タイトルには敵役のゴリラの名前が使われているし、彼には名前すらついていないしで、どーもカゲが薄かった。 そんな彼に名前がついたのは、アメリカでのこと。『ドンキーコング』がNOA(Nintendo of America)に持ち込まれたときのことだ。NOAのスタッフたちが、そのゲームの主人公であった名無しの彼を「マリオ」と呼んだのだという。 なぜなら、彼はNOAの倉庫係のオジサンにそっくりだったというのだ。そんで、そのオジサンの名前がマリオだったんだってー。こんなオジサン働いていそうだよね。イタリア系だったのかな、やっぱり。 ちなみに弟分のルイージは、マリオに類似してるからルイージ・・・・らしい!? |
| ●ヒゲにツナギのルックス● | |
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豊かな口ヒゲに大きな鼻。オーバーオールに帽子のスタイル。マリオがこのよーなルックスになったのには、深〜いワケがあった!? マリオの誕生当時、CPUの主流といえば8ビットのモノだった(ちなみにニンテンドウ64のCPUは64ビット)。処理能力や容量の問題で、グラフィック面での制限がいろいろとキビシかった時代だ。使える色も、一度に表示できるキャラクターの数も限定されていた。キャラクターは、いわゆるドット絵というヤツだ。何色かの点を、それらしく見えるように並べていく、一種の職人芸。それゆえ、現在のような緻密なキャラクターを描くことはできなかったし、それに細かい動きをさせることもムリだった。 そこで、モニターに表示されても分かりやすく、ドットでも表現しやすい、記号のようなルックスが求められた。で、特徴的なヒゲと鼻がつけられ、帽子をかぶせられたってワケ。オーバーオールもそう。ツナギを着せれば、腕の動きを表現しやすいって狙いもあったそーだ。なるほど、オーバーオールのストラップとシャツの袖とで、胴体と腕とが明確に色分けされるモンね。 |
| ●職業は大工さん!?● |
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クッパからピーチ姫を何度となく助けているため、どーも“ヒーロー業”のイメージが強いマリオ氏だが、果たしてその本業は!? ルックスのエピソードで説明したとおり、マリオはオーバーオールを着て帽子をかぶらなけらばならない宿命(!?)だった。それで、そんな格好をしているのは大工さんだよなーということになり、あとづけで大工業に決まったらしい。そんでもって、大工に見えるキャラクターを動かすゲームなんだからってことで、『ドンキーコング』の舞台が、工事現場を連想させるような鉄骨のステージに決められたらしい。スゴイぞ、マリオ。名前がなかったワリには、すべてはマリオ優先で決められていったってワケだ。 ちなみに、映画『スーパーマリオ』でのマリオの職業は配管工。そーいえば、『マリオブラザーズ』以降、マリオの出演するゲームにつきものなのがパイプだ。配管工もやっているのか、マリオ!? 大工と配管工はビミョーに違うのかもしれないけど、ま、イメージ的にはかなりダブるよね。 |