真瀬由子さんが帝塚山育ちのお嬢様ということを今更ながら知ったので、姫松高校についていろいろ推理してみました
姫松高校は、74局扉絵のすぐ裏にある女子校・大谷中高で間違いはないと思います。(制服は姫松と全く違いますが……)
大谷中学校・高等学校アクセス大谷中高は阪堺線・上町線のちょうど中間にあり、どちらからでも簡単にアクセスできます。

真瀬由子さんの家は帝塚山ということなので、彼女の家は上町線帝塚山三丁目駅・帝塚山四丁目駅付近で、上町線を使い松虫駅から通学していると考えてよいでしょう。
・上重邸は住吉大社の前ここで96局の画像をご覧ください。

上町線神ノ木駅付近です。影の方向からこれは朝だと思われます。
まず駅から階段を下りてきている漫ちゃん。絹ちゃんの上後方に画面左方向に向かう電車が描かれているので彼女はおそらくこれに乗ってきたのでしょう。
神ノ木駅より西側(画面右側)に上町線の駅は住吉駅と住吉公園駅しか存在しません。
よって彼女の家はこのどちらかだと言えます。
彼女の家はお好み焼き屋だそうなので、どちらかといえばたくさんの人が集まる住吉大社の前にある住吉公園駅が最寄り駅である可能性が最も高いのではないでしょうか
・96話扉絵は遠征前さて、上重漫さん宅の位置がわかりましたが、これが登校中なら姫松=大谷の仮定は崩れてしまいます。
ここでわたしは「彼女らはこれから対外試合に行く」説を提唱します。
実はこの上町線神ノ木駅、南海高野線住吉東駅との乗換駅なんです。ここから南部、具体的に言えば堺・河内長野の学校との試合に行くために集合しているとすれば(北部の学校に行くならば天王寺や恵比寿町に向かうでしょう)朝にこの駅にいる理由を矛盾なく説明できます。
また、末原さんがいない理由について。

わたしはかつて、上の画像(阿倍野区橋本町)は学校から離れていて、また周囲に特別彼女らが訪ねると思われる施設もないため末原邸はこの画像付近、すなわち阪堺線聖天坂駅付近だろうという説を提唱しましたが、彼女らが対外試合にいくところであると仮定すると、末原さんがこの中にいない理由も説明できます。
阪堺線聖天坂駅から神ノ木駅まで行くためには、住吉駅で乗り換える必要があり大変アクセスが悪いです。しかし彼女の家から南海高野線天下茶屋駅までは徒歩10分ほど。彼女だけ別行動して天下茶屋から電車に乗り、電車内で他四人との合流を図る。こう考えると彼女がこの中にいないのは当然です
また、以上の推論より愛宕姉妹の家は上町線沿線である可能性が高いといえるでしょう。
個人的には、雅枝さんが千里山に通勤する以上、愛宕家の位置は利便性の高い天王寺・阿倍野近辺が一番クサイんじゃないかと思います。
・善野監督は大阪市立大学付属病院に入院中次に83局、ジャンジャン横丁を歩く末原さんと絹ちゃんについて

影からして二人は真昼間にここにいます。以前わたしは二人はジャンジャン横丁の雀荘に行ったのではないかと考察しましたが、二人が制服を着ており学校帰りである可能性が高く、時刻が12時ごろであることを考えると、雀荘に行っていたと考えるには少々無理があります。
ここで、二人が向かっている方向は天王寺駅方面ですが、この先には大阪市立大学付属病院があります。
大阪市立大学付属病院アクセス動物園前駅は阪堺線南霞町駅との乗り換え駅です。学校帰り――おそらく個人懇談などでの短縮日程でしょう――二人は南霞町から大阪市立大学付属病院に入院する善野監督のお見舞いに行っていると考えると彼女がジャンジャン横丁を矛盾無く説明できます。
善野監督が倒れたのは末原さんが2年生のときの春。二人が歩いているのは秋ですので、時系列的には合っています
ただ、
・大阪市立大学付属病院に行くのであれば上町線を使い、天王寺駅前駅から歩いたほうが早い
・春季大会中に倒れたのだから絹ちゃんと善野監督との間に面識がない可能性がある
・二人が見舞いの品を手に持っていない
ということを考えると少々この説には無理がありますが、それを補うに十分な説得力はあるでしょう。
・まとめ以上よりまとめると、
・姫松のモデルは大谷中高
・真瀬ちゃんの家は上町線帝塚山三丁目・帝塚山四丁目駅付近
・末原ちゃんの家は阪堺線聖天坂駅近くの阿倍野区橋本町付近
・漫ちゃんの家は阪堺線住吉駅・住吉公園駅付近のお好み焼き屋
・善野監督は市大病院に入院中。83局の末原さんと絹ちゃんはお見舞いに行く途中
・96局扉絵は遠征前
・愛宕家は天王寺近辺?
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