2014.11.21 18:26

青酸化合物で殺害容疑の女、見合い男性の大半に持病

 京都府向日市の無職筧勇夫さん=当時(75)=を青酸化合物で殺害したとして、殺人容疑で逮捕された妻千佐子容疑者(67)が、筧さんと結婚した前後に結婚相談所を通じて見合いした男性の多くに病気や既往症があったことが21日、捜査関係者への取材で分かった。

 結婚相談所には「一定の資産のある独り身の高齢者」を条件に登録していたことが既に判明。京都府警向日町署捜査本部は、体の弱い高齢者をターゲットに婚活を繰り返し、遺産相続を目的としていた可能性もあるとみて調べを進める。

 捜査関係者によると、千佐子容疑者は奈良県内の結婚相談所を通じ、昨年11月に筧さんと結婚。ほかに関西地方の複数の結婚相談所に旧姓や偽名を使い、婚歴を偽った上で登録し、「相当数の男性」(捜査員)と会っていた。男性の大半には病気や持病があった。筧さんは、既往症はあったが健康だったという。

 千佐子容疑者は2006年以降、筧さんのほか、大阪、兵庫、奈良3府県の男性5人と結婚や交際をし、いずれも数年以内に死亡している。

 捜査本部の調べに「私は絶対に殺していません」と容疑を否認している。(共同)