生活の党の鈴木克昌幹事長（衆院比例東海）、小宮山泰子前衆院議員（同北関東）は２１日、国会内で記者会見し、生活を離党し、民主党に復党する考えを正式に表明した。２２日以降、復党手続きを取り、鈴木氏は愛知１４区、小宮山氏は埼玉７区から出馬する。

　鈴木氏は「目指していた野党統一がかなわず、小沢一郎代表の了解で小沢氏以外の所属国会議員全員での民主党合流を調整した。ただ選挙区の事情で最終的に２人が復党を申請する」と述べ、同党の離党者は２人にとどまるとの見方を示した。小沢氏は２１日、「民主党の岡田克也代表代行と、現職のいる選挙区ではお互い候補を立てないことなどで合意した」と述べた。