中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > 競馬・ボート・競輪 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【競馬・ボート・競輪】

[ボート]深谷、G1初優出V G1浜名湖賞

2014年11月21日 紙面から

 浜名湖ボートの開設61周年記念「G1浜名湖賞」は開催最終日の20日、優勝戦が行われ、地元の深谷知博(26)がイン速攻で快勝した。G1初優出初優勝を飾り、優勝賞金900万円を獲得した。ことしの獲得賞金は3464万円となり、40位台に浮上し12月の平和島グランプリシリーズ戦の出場を確実にした。来年3月の尼崎・ボートレースクラシックと合わせ、2枚のSG切符をつかんだ。静岡の新星が地元周年優勝を機にさらに躍進する。

 深谷は絶好枠で迎えたG1初優勝チャンスでも平常心だった。「いつも通りの気持ちで行こうと思っていた」とコンマ07秒のトップタイのSから1Mを一気に先マイしリードを奪った。

 進入は枠なり3対3。グランプリ出場(獲得賞金上位18選手)ボーダー近辺の桐生、田中、石野に、ジャンプアップを図った赤岩。反転攻勢となる2度目のG1優勝を狙った平本。ライバルが闘志をみなぎらせた一戦を高速逃げで制した。

 ゴールの瞬間、スタンドへ向かってやや遠慮がちに右手を挙げた。静岡次代のエース候補は地元ファンと優勝の喜びを分かち合い、さらなる進化を約束するガッツポーズを見せた。「たくさんの人に支えられ、教えられてきた。感謝の気持ちでいっぱいです」と、自分一人でつかんだ優勝ではないことを強調した。

 今回のG1優勝でSG参戦ルートを大きく切り開いた。「年末に競輪界の深谷知広君と同じ舞台で、同じ写真に写りたい」。ボート界の頂点に立つことを最大の目標にしている。 (横山佳彦)

 

この記事を印刷する

PR情報

Ads by Yahoo!リスティング広告



おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ