３８３億円男・スタントンが会見　「とてつもない責任」

　１３年総額３億２５００万ドル（約３８３億５０００万円）で契約を延長したジアンカルロ・スタントン外野手（２５）が１９日（日本時間２０日）、本拠地マーリンズパークで会見。プロスポーツ史上最高額となる超大型契約に、若きスラッガーは「宝くじでもらう金とは違う。宝くじなら仕事を辞められるけど、これは新しい仕事の幕開け。とてつもない責任だが、喜んで背負いたい」と意気込んだ。

　米複数メディアによると、来季年俸は６５０万ドル（約７億６７００万円）と比較的低いが、２０年までの６年間で総額は１億７００万ドル（約１２６億２６００万円）に達する。２０年シーズン終了後に契約を破棄できる条項があるが、契約を継続すると年俸はさらに上昇。２３〜２５年は３２００万ドル（約３７億７６００万円）を手にできるという。

　２６年は２９００万ドル（約３４億２２００万円）、２７年は２５００万ドル（約２９億５０００万円）で、２８年は球団が契約選択権を持つ。今後、長期にわたってチームの大黒柱を期待される２５歳は「学校だって１３年も通わなかった。決断した以上、全力を尽くす」と気を引き締めた。