山本一太オフィシャルブログ「山本一太の気分はいつも直滑降」Powered by Ameba

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2014年11月21日

 午前10時からの参院本会議で、地方創生関連法が成立した。 民主党を含む主要野党が欠席する中で、粛々と採決が行われた。 怒号が飛び交うシーンも、与野党のもみ合いもなかったのは、吉田博美・国会対策委員長の手腕(丁寧な交渉)があったからだ。 選挙にもプラスに働くだろう。 吉田委員長、本当にお疲れ様でした!


 参院本会議の冒頭、佐藤ゆかり参院議員の議員辞職願いが了承された。 12月の衆院選挙に大阪11区から自民党公認候補として立候補するためだ。 大阪府連は党本部への公認申請を決めている。 

 佐藤ゆかり氏の議員辞職の理由は「一身上の都合」ということになっていた。 が、実質的には(党が認めた)「参院から衆院への鞍替え出馬」に他ならない。 なるほど、こういうケースもあるんだ、な。

 さて、地元紙(上毛新聞)によれば、前橋経済界に「中曽根弘文県連会長の長男である康隆氏を衆院群馬1区に擁立すべきという声がある」とのこと。 正確に言うと、康隆氏の出馬を後押ししているのは、中曽根会長を支持している前橋の経済人だと思う。 少なくとも、山本一太を応援してくれている前橋の企業人の間に、そういう意見はない。

 実際、佐田玄一郎後援会の元幹部から、「中曽根会長の長年の支持者であるある前橋の某社長から、『康隆氏を出したいので、佐田さんを何とか下ろしてくれないか』と頼まれている」と聞いた。 前橋の経済界全体が、県連会長の長男をこんな強引なやり方で立候補させる意向であるとは、到底、思えない。

 もう一度、自分の考えを整理しておく。 山本一太は群馬県選出の自民党参院議員として、苦しい時も一度も自民党を離れることなく、18年間、政党人としての筋を貫いて来た。 この間、地元のあらゆる選挙で応援に飛び回り、自民党県連の活動にも様々な貢献をして来たと自負している。 その自分が、全県1区の参院議員として衆院群馬1区の動静に強い関心を持つのは当然だ。 公認候補を誰にするかということは、県都前橋を含む群馬1区全体の未来にかかわることなのだ。

 自民党前橋支部の幹部の方々の苦しい立場はよく理解出来る。 衆院選挙の公示まで10日余りとなったこの時点で、公募のプロセスを実施することは事実上、不可能だろう。 が、だからと言って、佐田氏のスキャンダルが発覚した後、急に(?)仕事をやめて父親の秘書になり、前橋を回り始めた現職の参院議員である県連会長の長男を、単に「ブランドがあるから」とか、「県連会長の長男だから」とか、「イケメンだから」とか、そんな理由で公認候補として急遽、擁立するようなことに賛成出来るわけがない。 しかも、結果として、親子で群馬の7つの国政の選挙区の2つを独占することになるのだ。

 加えて言うが、中曽根康隆氏とは一度も話したことがない。 人間性も考え方も全く知らない。 普段は東京の議員会館事務所にいるようだが、挨拶に来たこともない。 群馬で18年、政治家をやっている自分でさえそうなのだ。 他の国会議員や地元の自民党関係者が康隆氏のことをよく知っているはずがないではないか。

 あ、そろそろ昼食に行かないと。 この続きは栄養補給の後で。


追伸:今日の上毛新聞1面にも、群馬1区の候補者差し替え問題が取り上げられている。 前橋支部長である中澤県議の「時間はないが、今は差し替えを認めてほしいと党本部に求めている段階。候補者擁立作業は党本部の判断の後になる」というコメントが紹介されていた。

 まさか、この段階で、中曽根県連会長が(誰かを介して?)身内である長男の立候補に関して茂木選対委員長に何らかの働きかけをしているようなことがあるはずがない! 何かの間違いだろう。


◇山本一太オリジナル曲:
「素顔のエンジェル」「マルガリータ」「かいかくの詩」
「一衣帯水」「エイシア」



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