山本一太オフィシャルブログ「山本一太の気分はいつも直滑降」Powered by Ameba

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2014年11月20日:パート4

 午前零時過ぎ。 熱いココアで身体が温まった。(ふう) 両手で顔をピシャッと叩いて気合を入れた。 さあ、一気に前回のブログの続編を書き上げてしまおう。

 前回のブログ(その1)の中で、衆院1区の候補者差し替え問題に関して「ある噂」が飛び交っていると記した。 それは、「自民党前橋支部の某役員が中曽根県連会長に対して、『ご本人が県連会長を辞任し、かつ2年後の参院選挙に出ないと誓約すれば、前橋支部として長男の公認を認めてもいい!そのつもりはあるか?』と打診した」という話だ。

 もちろん、ガセネタに決まっている。 が、万一事実だったとしたら、とても奇異なやり取りという気がする。(笑) だって、そうでしょう。 「私は2年後に国会議員を辞める。その代わり、今回、息子を国政選挙に立候補させて欲しい。2人が県内で同時期に国会議員をやるのは2年間だけだ!」 世の中に、そんな馬鹿な約束をする政治家がいるわけがない。(笑X2) 

 だいいち、2年だろうと3年だろうと、群馬に「ファミリー独占ビジネス」の状況が現出することに変わりはない。 え? 口に出すのもバカバカしいが、県連会長のポストと候補者差し替え問題とは何の関係もない。

 もっと驚いたのは、「たとえ党の公認が得られなくても、県連推薦があれば、中曽根会長の長男(康隆氏)は出馬する肚を固めている」みたいなストーリーを意図的に流しているひとがいることだ。 こんなことが伝わったら、茂木選対委員長は絶対に怒ると思う、な。(笑) 国政選挙における党本部の候補者公認決定権をないがしろにするかのような動きだもの。 が、この「県連推薦なら出馬説」も事実無根だと信じている。

 中曽根会長の長男の擁立について、県連内で異論が強いのは紛れもない事実だ。 事実、複数の県議や首長が、「親子で2議席独占はおかしい。一太さんと同じ感覚だ」と話していた。 それを考えると、前橋選出の県議全員が「康隆氏の擁立で動いている」とはとても思えない。 ふと思った。 仮に中曽根県連会長への上記のような打診があったとすると、(俄かには信じられないが)、それは前橋支部の総意で行われたことなのだろうか、と。

 ブログを書きながら、今、ハッと気がついた。 候補者差し替え騒動の一方の当事者になってしまっている中曽根県連会長を呼ばないのは当然としても、なぜ、群馬1区の関係者の一人である参院議員山本一太が、支部関係者の会議に呼ばれないのだろうか、と。 自分は、参院から衆院に鞍替えして前橋1区から出ようなどとは、全く考えていない。 加えて、前橋も利根沼田地域も大事な選挙区だ。 ちなみに、過去の群馬の国政選挙の歴史の中で、群馬1区全体の得票率が7割を超えたのは、恐らく自分だけだ。 

 いずれにせよ、群馬1区の公認候補は党本部が決定する。 他方、地方支部の意見は、出来るだけ決定に反映して欲しいとも思う。 それを言った上で、党本部と1区の自民党支部関係者の方々に、改めて次の4つのことを強くお願いしておきたい。

1.群馬衆院1区の公認候補決定にあたっては、党本部による情勢分析のデータ(世論調査による候補者の支持率等)を十分に勘案して欲しいこと。

2.現職候補者の差し替え問題を決着させる前に、群馬県連として、佐田玄一郎氏の釈明(謝罪?)と今後の政治活動に対する思いを聞く何らかの機会を設けてもらうこと。

3.仮に候補者差し替えを行う場合には、親子による県内議席独占という状況を避けるため、中曽根県連会長の長男は候補者から外すべきであること。

4.現職候補を差し替えるかどうかは党本部の決定事項。公認問題がどう決着しようと、党本部の決定に従わず、県連推薦で分裂選挙をやるような事態は何としても避けてもらいたいこと。

 前述したように、自分は衆院群馬1区への鞍替え出馬など、毛頭、考えていない。 ただし、公認候補選びが「全く筋の通らない形」で進められるような事態になった時だけは(その可能性はないと信じているが)、政治家として様々な選択肢を考えざる得ない。 これだけは、ハッキリ宣言しておく。

追伸:正直言って、山本一太後援会の中でも、佐田玄一郎衆院議員に対する見方はスゴく厳しい!(ため息) 群馬選出の他の国会議員も、県会議員も同じ感触だろう。 それでも、佐田玄一郎氏は、「謝罪すべき点は謝罪し、最後まで推薦を得られるよう努力したい!」と言い続けている。

 あまり余分なことを言うと、また物議を醸すかもしれない。 が、自分が中曽根県連会長なら、「今回、長男は出馬させない!」と明言しているところだ。 そりゃあ、そうだろう。 過去のブログでも触れたが、中曽根弘文氏が県連会長に再任されたのは、佐田玄一郎衆院議員が県連会長選挙立候補に必要な国会議員の推薦人を引き受けたからに他ならない。 これは「恩義」だと思う。 ましてや、県連会長は中立的に揉め事を収めねばならない立場なのだ。

 え? どっちがいい悪いの話ではない。(笑) 中曽根会長と自分は、性格や考え方が違うということだ。


◇山本一太オリジナル曲:
「素顔のエンジェル」「マルガリータ」「かいかくの詩」
「一衣帯水」「エイシア」

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