山本一太オフィシャルブログ「山本一太の気分はいつも直滑降」Powered by Ameba

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2014年11月20日:パート3



 22時過ぎ。 自宅の居間でパソコン画面に向かっている。 20時30分から、親しいマスコミ関係者と久しぶりの情報交換をやった。 「シャープな切れ味」は健在。 でも、身体にはかなり負担がかかっている感じがした。 ちょっぴり心配だ。



 衆院群馬1区の現職差し替え問題は、調整が続いているようだ。 昨日、自民党前橋支部の緊急役員会で、佐田玄一郎氏の公認推薦を見送ることが決定された。 午後、前橋支部の代表者が党本部で茂木敏充・選対委員長に会い、支部からの公認推薦をしない方針を伝えた。 この流れを踏まえて、今日は群馬1区関係の県議が会議を持ったと聞いている。



 群馬県選出の自民党参院議員として、19年のキャリアを積み上げて来た。 故郷群馬を愛する政治家として、1区の公認問題に関する自分の正直な気持ちを書いておきたい。 



 本日の地元紙(上毛新聞)の記事によると、「前橋経済界の一部(?)に中曽根県連会長の長男を擁立すべきとの声があるが、県連内には『群馬県内で同時期に親子が国会議員の議席を独占する状況は認められない』という慎重論が強い」とのこと。 この県連内の意見は健全だ。 申し訳ないが、中曽根会長の長男を(佐田氏の代わりに)立候補させることには賛成出来ない!(キッパリ)



 過去のブログに何度も書いた。 政治は「ファミリー独占ビジネス」ではない。 群馬県の7つの国会議員の選挙区議席(参院2、衆院5)の2つ(約30%)を「親子で占める」などという前近代的なシステムは、到底、県民、いや国民の理解を得られない。 だいいち、今時、群馬からこんな古臭いビジネスモデルを発信するようなことをやってはならない!



 中曽根弘文県連会長の長男である康隆(やすたか)氏には、何の恨みもない。 だいいち、本人のことを全く知らない。 何度か会釈を交わした憶えはあるが、実際に言葉を交わしたことは一度もない。 確かにルックスはいいし、経歴も立派だ。 優秀な人材なのかもしれない。



 が、しかし、これは本人の資質がどうのという問題ではない。 そうでなくても、康隆氏が急に仕事を辞めて中曽根参院議員の秘書になり、前橋市を回り始めたことについては意地悪な見方をする人も結構、いる。 「佐田玄一郎氏のスキャンダルを見て、これはイケるとやって来た。人の弱みにつけ込むようで嫌な感じだ」と。



 実際、今から数ヶ月前、大臣在任中に出席した前橋市の企業人による会合の席で、ある社長がこんなことを言っていた。 「一太さん、次の衆院選は佐田さんじゃなくて、中曽根さんの息子が出るんかい?いや、オレのところに本人が挨拶に来たんだよ!前橋から出馬するのかと聞いたら、『はい、佐田先生の後に!』って言ってたんだよな!」と。 



 昨日、ある場所で遭遇した自民党の某幹部がつぶやいていた。 「こんな状況の中で、康隆氏を無理やり出馬させるようなことをしたら、本人の将来にもマイナスだよなあ…」と。 全く同感だ。



 国政選挙の候補者を決めるのは党本部だ。 自民党前橋支部は、「現職の佐田玄一郎衆院議員の公認推薦を出さない」という決定を茂木選対委員長に報告した。 この報告を踏まえ、選挙区での情勢も分析した上で「現職を差し替えるかどうか?」は党本部が決定するという流れだと思っていた。 茂木選対委員長も当然、そういう認識だと思う。 



 ところが、少し前に、自民党前橋支部が「後継の候補者を独自に決めようとしている」みたいな未確認情報が飛び込んで来た。 事実とは思えないが、この話にはちょっぴり驚いた。 一歩間違えると、党本部との対立構図が生まれかねない展開になるからだ。 



 前橋支部の役員(?)が、中曽根県連会長に対して、「県連会長を辞任し、かつ2年後の参院選挙に出ないと誓えるなら、長男の公認を前橋支部で後押ししてもいい!」と打診したという噂も! もちろん、根も葉もないゴシップだと信じている。(笑)



 あ、お湯が沸いた。 この続きは、熱いミルクココアを飲んだ後で。 




◇山本一太オリジナル曲:
「素顔のエンジェル」「マルガリータ」「かいかくの詩」
「一衣帯水」「エイシア」



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