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和田氏側に1000万超入金 同和書籍の恐喝事件
02/20 【共同通信】
同和問題などに関する高額書籍の購入を強要したとする恐喝事件で、李一雄容疑者(63)らが名前を使った政治団体の代表だった元旧社会党国会議員、和田静夫氏(80)が関係する口座に、李容疑者側から1000万円を超える入金があったことが20日、広島県警の調べで分かった。
県警は近く和田氏から事情を聴き、事件への関与を調べる方針。
調べでは、和田氏は事件で使われた「全国同和人権促進会」(大阪市)の代表に2003年8月、「政治経済新改革連合会」(埼玉県ふじみ野市)の代表には04年1月に就任。
代表就任以降、李容疑者の会社などから和田氏の個人口座に数百万円、和田氏が代表を務める別の団体には1000万円を超える入金があった。個人口座には定期的に振り込まれていたという。