武田鉄矢が「金八先生」の名言を完全否定 「“人”という字は支え合っていません」
番組では、武田が「プレミアムトーク」のコーナーにゲスト出演し、自身の歌の歌詞について語った後、国語の教員免許を持つ武田が漢字の語源について、井ノ原快彦と有働由美子アナウンサーの2人を生徒役に見立てて“授業”をした。
武田は、漢字の“生まれ方”はいろいろあるとしたうえで、日本の漢文学者・白川静氏による甲骨文字の学説を元に解説することに。
井ノ原の「快」、有働アナの「有」と、2人の名前に使われている漢字をそれぞれ解説したところで、有働アナは「“人”という字は、人と人が支え合ってできているというのは本当でしょうか?」という視聴者の質問を紹介した。
すると、武田は「これは白川先生がどっかでハッキリおっしゃったらしいんですが…“人”という字は支え合っておりません!」と断言し、かつての名言を自ら完全否定した。
井ノ原と有働アナは、驚きのあまり立ち上がり、武田は深く頭を下げた。そして、井ノ原は「ちょっと、金八さん!話が違うよ!」「何回使ったか!それ!」と、激しくツッコミを入れた。
武田の解説によると、人という文字は、甲骨文字で人間を真横から見た形だという。
人間が両手を広げたのが「大」という文字、婿になった姿が「夫」、自分の限界を知る人間になった時に「天」と、「人」という文字が基本となっている文字の解説をしたうえで武田は「(人という文字は)支え合っているワケじゃないんですね〜」と再度強調し、笑いを誘った。
有働アナは「支え合ってることにしておいて欲しいぐらいの感じ」と漏らし、この暴露にショックを隠せない様子だった。
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