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振り込め詐欺事件で検挙の少年が増加
去年、全国の警察が振り込め詐欺事件で検挙した少年の数が2012年よりも100人以上増えて過去最多を更新したことが警察庁のまとめでわかった。
警察庁によると、去年1年間に全国の警察が検挙や補導をした少年の数は2012年よりも13.7%少ない5万6469人で、10年連続で減少した。一方で、振り込め詐欺事件で検挙された少年の数は2012年よりも102人多い262人で、過去最多を更新し、成人を含めた振り込め詐欺の検挙者数の21%を占めた。
警察庁は「アルバイト感覚で安易に加担するケースが増えたためではないか」と分析している。
また、いじめを原因とする事件は、学校側からの相談が増加したことなどを受け、2012年より6割ほど増えて410件に上り、検挙や補導された小中高生の数は724人となっている。
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