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神眼の勇者 ― Ragnaløg《ラグナログ》 ―  作者:ファースト

丸太連射砲(前編)

またも遅れてしまい、申し訳ありませんっ!
 
  ◆◆◆

 翌日。
 俺は午前中に迷宮都市ラナのとある場所に向かった。
 師匠ことギース・ルドルフに会うためにだ。
 教えられていた住所には、古びた教会があった。

「光側でも闇側でもない中立神であり天秤を司る古き女神ユーテミス様。ここは古女神ユーテミス様の教会のようですわマコト様」

 俺に同行していた博識なミリアが教えてくれた。
 師匠ギースは、迷宮都市ラナに滞在するあいだ、この古教会に宿泊しているのであろう。
 教会の中に入ってみた。

 だが、あいにくながら師匠ギースはいなかった。

「ルドルフ卿は早朝から“大迷宮”探索に向かわれておられる。非常に“深き場所“まで潜られるようで、いつ帰られるか、我らにもわかりません」

 応対してくれた教会の老神父がそう教えてくれた。

 残念だ。
 海賊退治に師匠の助力を受けられば――と期待したのに。
 師匠がいればそれこそ“鬼に金棒”どころか“鬼神に丸太”だったのだが。
 しかし、いないものは仕方ない。

 老神父に、師匠への伝言として弟子である俺が訪ねてきたことを頼んでおいて、古教会を離れた。

  ◆◆◆

 午前中、魔法大学にも向かった。

 新しい魔法を身につけるためだ。

「おまえさんの【魔力】は24もあるので、初級なら24個、中級なら4個、上級も1つなら、《契約》は可能じゃ」

 前回も世話になった老魔導師にそう説明された。

 この世界、悪魔や精霊、あるいは邪神や魔神と《契約》することで、結構お手軽に魔法が使えるようになる。
 ただ身につけられる魔法の数は【魔力】により制限もされるようだ。

 初級魔法は1
 中級魔法は5
 上級魔法は20

 ”コスト“が必要とのこと。

 現在、俺は初級魔法10個と中級魔法2個で合計20の魔力コストを消費している。 
 凄そうな『上級魔法』に心惹かれるものはある。
 だが、魔力コストが膨大なため、他の魔法がほとんど使えなくなるので今回も断念した。
 『上級魔法』の契約は数日間の儀式が必要らしいので、時間的にも無理だし。

 そのかわり、身につけていた初級魔法のうち、ほとんど使っていなかったモノを契約解除はし、別の魔法に組み替えた。
 結果、中級魔法4個と初級魔法4個を身につけられた。

 中級魔法は
 《アポート》《爆弾石((ストーンボム)》《水の城壁ウォーター・メガウォール》《大津波ビッグウェーブ

 初級魔法は
優しき水アクアヒール》《水上歩行ウォーター・ ウォーキング》《水中呼吸アクアブリージング》《風推進エアスクリュー

 海賊退治ということで、海や浜辺での戦闘に使えそうな魔法の組み合わせにした。
 この世界、金さえ積めばその時の状況に応じて魔法の組み合わせを変えられるようなのだ。
 もっとも、魔法にも熟練度があるようなので、同じ魔法を使い続けた方が良いこともあるらしいけど。

 俺がよく使用している《アポート》や《爆弾石((ストーンボム)》も熟練度があがり、より使い勝手が良くなっている。
 《アポート》は取り寄せ可能な距離が伸びている。
 《爆弾石((ストーンボム)》は“時限式”も可能になった。

「おぬしは、戦士系なのにずいぶんと魔力も高い。惜しむらくは、必要魔力コスト軽減系のスキルを持っていないことじゃな」

 老魔導師は“必要魔力コスト軽減系のスキル”があれば、複数の上級魔法も身につけられるのに――などと言ってくれたが、そんなスキルは持っていないのだから仕方がない。

 それから、出会った時より《魔力》が上がっている奴隷姉妹の魔法を組み替えもした。
 ミリアは回復系中心。
 カチュアは炎系中心。
 と、それぞれの得意分野に組み替えたのだ。

「…………燃やすです……ふふ……」

 などと、カチュアが暗い声で呟きながらほくそ笑んでいたのが、妙に怖かった。

 ◆◆◆

 魔法大学を出て、武器屋・防具屋・魔道具屋などでショッピングを行う事にした。
 今は、防具店で動きやすくかつ防御力の高い《戦闘外衣バトルコート》なる防具系衣服を選んでいる所だ。
 クエスト達成報酬などで現金はあるので、高品質かつスタイリッシュなモノを買いたい。

「とてもお似合いですマコト様」
「……格好いい……です」

 黒系の《バトルコート》を試着した俺をミリアとカチュアは褒めてくれた。

「でも、マコト様にはこちらの白い《バトルコート》もお似合いかと」
「……ううん……ご主人様は、やっぱし烈火のような赤が……一番似合う……です」

 二人とも、自分の好きな色の《バトルコート》を俺に勧めてきたけど。
 結局、黒、白、赤の3着を色違いで購入することにした。

 無駄使いではない。

 色により、付与されている防御系魔法に違いがあるので、状況に応じて使い分けができるのだ。

  ◆◆◆

 魔道具店で付与魔法がかけられた装飾品などを購入した。

 俺は跳躍力があがる《ウィングブーツ》や“闘気”の力が増すという《闘神の腕輪》をさっそく装備した。

 ミリアには“聖なる指輪”。
 カチュアには“真紅の指輪”をプレゼントもした。

 魔法の力が込められた魔宝石マナジェリーによる指輪だ。
 “聖なる指輪”はホワイトオパール、“真紅の指輪”にはレッドルビーが嵌められていた。
 “聖なる指輪”は聖属性や治癒系の魔法・スキルの効果が増し、真紅の指輪は炎系の魔法・スキルの威力が上昇するとのこと。

「マコト様から指輪をいただけるなんて…………」
「……一生……大事にする……です」

 プレゼントに奴隷姉妹が喜んでくれているので俺も嬉しい。
 指輪のプレゼントということで、なにか別の意味で喜んでいる気もするけど。

  ◆◆◆

 昼間、宿屋にアベルが迎えに来た。

 胸がなく背が高いので肉体的性別は男性にしているのだろう。
 それはいいのだが、なぜか、“青色の作業着つなぎ”っぽい服をきていた。
 まるでホモで有名な“いい男(阿部さん)”が着ているような“青色の作業着つなぎ”に似た服である。
 いや、つなぎのライダースーツにも似た防具《戦闘着バトルスーツの一種なのだとは思うけど。

「ふぅ……暑いね」

 などと言いながら、つなぎのチャックを下げるアベル。

 ウホッ! いい男!
 などと呟いてしまいそうに――なるわけがない。

「マコト、今日はよろしく」
「あ、うん」

 アベルが微笑みながら手を差し出してきた。
 拒否するのもどうかと思ったので、握手はしておく。

 アベル(男)は頬を少し赤く染めながら
「マコトの手――温かい」
 などと呟きやがった。

 ゾクゾクゾクゥっ!!!

 せ、背筋に悪寒が走ってしまったぞ。

「ミリア、カチュアもよろしく」
「は、はい。アベルさん」
「…………はい……です」

 ミリアやカチュアにも屈託のない笑顔で手を差しのべてあいさつするアベル。
 姉妹は戸惑いながらも、その手を軽く握った。

 さらに、俺が呼びかけておいた新米冒険者のジェイク達に向けて、
「ジェイク達も、今日はよろしくっ」
 爽やかな笑顔を浮かべながらアベルは手を差し伸べた。

「………………」

 ジェイク達は複雑な顔でアベルの手を見つめた。
 アベルと握手することに抵抗があるようだ。
 なにせ数日前、ジェイクは指をアベルにへし折られている。

 俺から、アベルは分離し善と悪に別れた話は聞いているとはいえ、そう簡単に割り切れないのであろう。

 アベルは手をひっこめ、
「そうだね、謝罪が先だったよ、ジェイク、すまなかった君の指を折ってしまい」
 ジェイクに頭を下げた。

「…………いや…………」

 謝罪されるとは思っていなかったのか、戸惑うジェイク。

「償いになるわけではないけれど。僕に治癒魔法をかけさせてくれ」
「…………治癒魔法は仲間から、もうかけてもらった。完全には治せなかったけどよ」

 折られたジェイクの指は少々いびつになっている。
 盗賊としてもっとも大切な【器用度】も少し下がっていた。

「僕の治癒魔法なら、完全なる《再生》も可能なんだ。ぜひ、君の指を治療させてほしい」
「か、完全に治せるものなら……そりゃ、治しては欲しいけど」

 半信半疑であるジェイクと彼の仲間達。

 一瞬、アベルの身体が光った。
 背が縮み、胸が膨らむ。
 女の姿に《変態メタモルフォーゼ》したようだ。
 アベルの性別が変わるところを昨夜見ていた俺はまだしも、他の連中はギョッとしていた。

「女性――それも処女――にしか発動できない特殊神聖系治癒魔法《処女の祈り》。
 神に近い神獣である《一角神馬サクリードユニコーン》に祈りを捧げることで、対象の《再生》も可能にする神聖魔法。
 肉体の性別的に女性になっているとき限定だけど、僕も使えるんだ。
 《一角神馬サクリードユニコーン》に清き乙女として認められたから」

 なるほど、それで女に《変態メタモルフォーゼ》したのか。

 …………。

「え、アベル、女状態のお前ってしょ――清き乙女なの?」
「う、うん。《一角神馬サクリードユニコーン》にはそう判断されているよ」

 思わず聞いてしまった俺の問いに、頬を赤らめながらアベル(女)は頷いた。

「そ、そうか」
「でもマコト。君になら処女を捧げても良い……よ」

 ドキッとした。

 女の姿になったアベルは、どうみても美しい女性だったので。

 い、いや、コイツの正体は男。
 ほんの一分前までは男だったのだ。

 男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男。

 俺が必死に呟いた。

「うう……思わぬライバルの出現かも」
「…………邪魔者……燃やしたい…………」

 ミリアとカチュアがなにか呟いた。

  ◆◆◆

 乙女状態のアベル(乙ベル)による特殊神聖系治癒魔法《処女の祈り》で、ジェイクの指は完全に元通りに治った。
 ステータスを確認したところ、下がっていた【器用度】も元に戻っている。
 大したものだと、俺は感心した。

「ねぇねぇアベルさん。この胸、本物?」

 ボーイッシュ美少女エストが興味深そうにアベルの巨乳を見ながら言った。
 天馬騎士達は隊長のエリスリアも含めて、迷宮都市ラナの領主ロードがいる城へ謁見に行っており、宿屋にはいなかったのだが、エストだけは部屋で留守番をしていた。
 天馬騎士の中で一番礼儀作法ができていないため、留守番役らしい。

 また、俺が頼んだら快く海賊退治に協力もしてくれた。

「もちろん、本物だよ」
 巨乳美女になっているアベルが答える。
「ねぇ、揉んでいい? 揉んでいい?」
「い、いいけど」
「じゃあ遠慮なく…………うわぁお、マジ本物だっ! 本物のオッパイだっ!」

 なんかレズりだしたぞ。
 実に百合百合しい。
 まぁ、片方は、元・男というか、数分前まで男だったのだが。

「………………」
「ジェイク。指も完全に元通りになったし、アベルへのわだかまりを捨ててくれないか?」

 俺はそうジェイクに声をかけた。

 PTを組んで海賊退治に行くのだから、チームワークは大切だろう。
 わだかまりが残ったままでは、と心配したのだ。
 しかし、杞憂だった。

 特殊神聖系治癒魔法《処女の祈り》において、指をアベル(乙ベル)に優しく握ってもらっていたジェイク。
 そのジェイクは惚けたような顔でアベルを見つめ、
「……天使だ……」
 などと呟いていたのだ。

「目を覚ませジェイク。“アレ”のもともとの性別は男だぞ」

 アベルを(こっそり)指さしつつ、ジェイクに注意してやった。

「いえ、そんなの関係ねーすよ、マコトの兄貴」
「……でも」
「少なくとも“今”あの人はマジ天使のような女性なんだ――俺にとってはそれが重要なんすよっ」
「だけど……ちょっと前までチン○ついてたんだぞ」
「“今” チ○コついてないなら無問題ノープロブレム

 言い切るジェイク。

 こ、こいつも普通じゃない。
 俺は初めて、ジェイクを凄い男だと思った。

 …………まぁ、俺も二次元の場合なら、TSもイケるけど。
 りかしかならば“女乱馬は有り”であった。

 しかしリアルでは…………う~~ん。

 それはそれとして。
 治癒してもらって即、惚れる、か。
 これも、いわゆる“治癒ポ”なのだろうか?

 誰得展開な気もするが。

  ◆◆◆

 ――オサワ島。

 アベルの身体に埋め込まれている《転移石》により本当に一瞬で移動できた。
 アベル、俺、ミリア、カチュア、エスト、それにジェイクたち6人の合計11人は、今、島の中央にある王城近くの森に潜んでいた。

 男の姿に戻っているアベルが
「海賊たちに占拠されている城は、王城とはいえそれほどの規模ではない。海賊共も油断しているだろうし、一気に強襲しよう」
 と、提案した。

「いや、相手の人数が人数なんだ。やはり“策”をつかうべきだろう」

 無策に突っ込むのも無謀な気が俺はしていた。
 神眼で視たところ、王城には700名を超える海賊共がいるのだ。
 それだけの人数がいる防御施設に、策も練らずたった11人で突撃するのは、やはり避けたい。

「“策”? それってどんな“策”なんだい?」
「たとえば――」

  ◆◆◆

 一気に城に向かわず、まずは浜辺の灯台も兼ねた小砦に向かうことにした。
 神眼で確認したところ、50人ばかり見張りとして詰めているようだ。
 読み通りだ。
 予想より、少々人数は多いが、まぁなんとかなるだろう。

 俺の“策”には海賊たちの衣服が必要でもあった。
 なので、砦にいる海賊共から奪うことにしよう。
 それに、海賊共の数を少しずつ削っておきたい。
 本拠地にしている王城とは別の場所にも海賊達が固まっているなら、先に潰した方がよいだろう。
 王城を攻めているとき、挟撃されても困るし。

「50人程度なら、僕とマコトがいればそれこそ問題ない」
「ん」

 灯台も兼ねた砦は、海にたいして見張りの注意は向けられている気がする。
 そのぶん、陸地からの襲撃にはモロそうだ。
 そもそも、海賊に占領されている島なのだ。
 よもや、陸地から襲撃されるとは砦の海賊どもは予想しておるまい。
 砦の正面扉には、門番すら立っていないし。

 ◆◆◆

「オオオォアォァっ!!!!」

 神精樹の丸太を持った俺が突進し、砦の扉を粉砕した。

「うひゃぁ……マコトさんがいれば、破城槌はじょうついいらずだね☆」

 エストが感心した声で褒めてくれた。
 ちなみに、彼女の天馬ペガサスは目立つので森に待機させている。

「ヒャッハーっ! 流石、“人間攻城兵器”の兄貴だぜっ!!!」

 俺が破壊した扉からジェイク達も砦の中に侵入していった。

「な、なんだ、テメェラっ!? ぐべらっ!?」
「お、俺達を海蛇頭団シースネークヘッドと知って――へぶぁっ!?」
「ブチ殺すぞゴ――ぶべらぁっ!?」

 砦の奥から、泡を食って飛びだしてきた海賊達を、丸太の一閃で吹き飛ばす。
 俺が丸太を振るうごとに、二人、三人と弾き飛んでいった。
 海賊の中には、凶悪な偃月刀フォールチョンを手にした大男達もいた。
 しかし、俺の敵ではない。
 偃月刀などより、丸太の方が遥かにリーチが長く、威力もずっと上回っているのだ。

 凶暴そうなイカツイ顔をして、刺青の入ったゴツイ身体の海賊共を丸太で吹き飛ばしまくる。

 頭蓋が変形し、ピクリとも動かない者もいた。
 顔が180度以上回転し、明らかに首の骨が折れているのもいた。

 …………気絶で済まず、即死している海賊もいると思う。

 だが、相手は俺達を殺す気で向かってきているので、やむをえない。
 手加減すれば、こちらが殺されかねない。
 ここは、現代地球の日本ではない。
 たとえ殺すことになっても凶悪な海賊共は、駆逐すべきでもあった。

「さすがだねマコトっ! 僕も負けていられないっ!」

 そう言いながら、アベルが前に出てきた。

「今こそ見せるよ! 進化の神エボル様の使徒であり、合成人間キメラでもある僕の“力”をっ」

 む?

 アベルが奇妙なポーズをとった。

 変身ヒーロー系の変身ポーズ(変身の前振りとして行う動作)に、似ている気がする。

「変っ!」

 ポーズを決めつつ叫ぶアベル。

 ま、まさか、仮面ライダーのような“変身”をっ!?

「態っ!」

 変態っ!? 
 変身じゃなくて変態っ!?

「トゥっ!」

 海賊共に向け、跳躍するアベル。

 その身体が一瞬――白く輝いた。
 ~ 次回のあらすじ ~
今度こそ、丸太連射砲そして丸太魚雷が炸裂っ!

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