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フジテレビ連ドラ初主演、いま最もかっこいい女優として圧倒的な支持を得る真木よう子!!木曜劇場『問題のあるレストラン』

更新日:2014/11/21

木曜劇場『問題のあるレストラン』

2015年1月クールの木曜劇場に、
坂元裕二書き下ろしドラマが帰ってくる!
『最高の離婚』制作陣が送る今作は
スカッと笑えてホロッと泣ける女性応援コメディー!!
敵対する男たちにリベンジをかける主人公に、
フジテレビ連ドラ初主演、いま最もかっこいい女優として
圧倒的な支持を得る真木よう子!!
東出昌大ほか豪華キャストがずらり共演!

オフィシャルサイト

2015年1月スタート 毎週(木)22時~22時54分

 フジテレビ2015年1月の木曜劇場に、思いっきりスカッと笑えて思わずホロッと泣ける女性応援コメディが決まった。タイトルは『問題のあるレストラン』。手作りのレストランを舞台とした作品で、その名の通り、熱くてエッジの効いたコメディーとなりそうだ。

 脚本を手掛けるのは、2013年冬に木曜劇場『最高の離婚』で、そのリアルな描写や数々の名ゼリフが大きな話題を集めた坂元裕二。等身大の女性を描くことに定評のある坂元だが、今回は、得意の社会派ネタを材料に、『最高の離婚』などでみせた親近感のある語り口で、女性応援コメディーを描く。ひねりを利かせたセリフ、「あるある」とうなずかずにいられないシチュエーション、思わず膝を打つようなストーリー展開など、坂元裕二入魂のコメディー・ドラマが期待できそうだ。

 主演には『最高の離婚』で坂元脚本と抜群の相性をみせた真木よう子を迎える。普通のOLだった主人公は、理不尽な男社会の会社を辞め、手作りで女性たちのレストランを立上げていく。そんないちずな女性、田中たま子(たなかたまこ)を演じる真木よう子は、2014年3月、第37回日本アカデミー賞で最優秀主演女優賞(映画「さよなら渓谷」)、最優秀助演女優賞(映画「そして父になる」)のダブル受賞を果たし、人気、実力ともに乗りに乗っている演技派女優だ。フジテレビでも『SP 警視庁警備部警護課第四係』(2007年)や『遅咲きのヒマワリ~ボクの人生、リニューアル~』(2012年)『最高の離婚』(2013年)など数々のドラマで圧倒的な存在感を示してきた彼女だが、今回、満を持してフジテレビ連続ドラマ初主演を務める。

 ドラマの舞台は東京、裏原宿。表参道から少し入った裏通り、ポンコツ女のレッテルを貼られた女性たちが人生のどん底からはい上がるため、レストランを立ち上げ、苦難と戦い、働く喜びを感じながら、人生を変えるレシピを探していく物語。まるで気の合わない女性たちがはじめるレストランは、問題のある女性ばかりが集まって作ったため、問題のあるレストランとなってしまう。けれども、それは決してダメなレストランではない。というのも、共通の敵を持つことで彼女たちは一致団結、死ぬ気の勝負に賭けるからだ。敵は、いままで散々彼女たちを苦しめてきた男たち。彼女たちは彼らに宣戦布告し、自分たちなりの勝利の道を模索していく。合言葉は、「絶対にあいつらを見返してやる!」。今までずっと男たちの自分勝手で横暴な言葉、行動に耐えてきた女性たちは誓う。「このままじゃ人生負けっぱなし。もうあいつらには愛想が尽きた。我慢しない。許さない。わたしたちは断固戦う。女なんかにはどうせ何も出来ないとののしるあいつらを絶対に見返してやる」と。

 そんな女性たちのリーダー田中たま子(真木よう子)にとって、恋の相手であり、敵対する相手にもなっていくシェフの門司誠人(もんじまこと)を演じるのは、東出昌大。NHK朝の連続テレビ小説『ごちそうさん』(2013年9月30日~2014年3月29日)で国民的人気を博し、胸のすく食べっぷりを見せた彼が、今度はシェフとして料理界で活躍する役を演じる。最近も、人気ドラマ『リーガルハイ・スペシャル』(11月22日放送予定)でゲスト出演するなど、いまもっとも旬な若手俳優である。

 さらに、たま子と一緒にレストランをやっていく仲間たちには個性あふれるメンバーがそろった。たま子のOL時代の同僚で、頭でっかちでプライドの高い新田結実(にったゆみ)役には、数々の映画で主演を務め、若くして演技派の称号を得ている二階堂ふみ。自身も慶應義塾大学に通う二階堂が、東大出身の才女を演じる。男たちを利用しているようで実は利用されている恋愛依存症の川奈藍里(かわなあいり)役には、テレビや映画のみならず、舞台や歌でも活躍する高畑充希。たま子がOLをやっていた会社の社長の娘で、料理上手な雨木千佳(あめきちか)役は、NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』で話題をさらった松岡茉優。そのほか、天然ボケの家出主婦・森村鏡子(もりむらきょうこ)に臼田あさ美、謎の過去を持つ辛口な女・烏森奈々美(からすもりななみ)にYOU、心優しいゲイのパティシエ・几ハイジ(おしまずきはいじ)に安田顕ら、ユニークで魅力的なキャストが揃った。

 また、たま子と敵対するライバル店の調理場担当見習いで、誰にでも優しいが人間関係に対して執着がなく、いつもチャラチャラしている若者、星野大智(ほしのだいち)役には、第37回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞したことも記憶に新しい菅田将暉。ライバル店関係者で、セクハラ、差別、いじめなどのありえない言動を繰り返す元上司たちを吹越満田山涼成という実力派俳優二人が演じる。その抜群の演技力で、憎らしい役を大いに見せつけてくれるに違いない。さらに、たま子がもともと勤めていた飲食業会社のカリスマ社長であり、たま子ら女性たちの最大の敵となる雨木太郎(あめきたろう)役に、杉本哲太が決定。数々の難役をこなしてきた名優・杉本の怪演も楽しみのひとつとなりそうだ。

 制作陣には、脚本の坂元裕二のみならず、プロデューサーの清水一幸、演出の並木道子ら『最高の離婚』制作スタッフが再集結することがわかった。『最高の離婚』は2013年1月クールに放送し、日本民間放送連盟賞、ギャラクシー賞、放送文化基金賞、アジアンテレビジョンアワード・ノミネートなど数多くの賞を総なめにした人気作だ。終了後に多くの反響を受けて放送した『最高の離婚Special 2014』(2014年2月)でも、東京ドラマアウォード優秀賞を受賞するなどフジテレビのドラマを代表するシリーズとなった。今回の『問題のあるレストラン』も同様に、笑えて泣ける女性応援ドラマとして、人々の心に深く残る作品となりそうだ。

 この冬、木曜22時にお届けする『問題のあるレストラン』は、思いっきりスカッと笑えて、思わずホロッと泣ける女性応援コメディー。“おいしい”魅力がいっぱい詰まった極上のドラマに乞うご期待。

コメント

真木よう子

Q.今回のドラマ出演に対する思いを教えてください。

「今までそれほどドラマをたくさんやってきたわけではないので、不慣れな部分があるのですが、『最高の離婚』でご一緒した坂元さんと並木監督というチームだったので、特に不安もなく、今はただどんな作品になっていくのだろうな、という思いです」

Q.役柄についてはどう捉えていますか?

「まだ1話だけなので見えてない部分も多くありますが、ただ仕事ができてパリッとしているだけの女性ではなく、みんなを集めて屋上でレストランを開こうと考えてしまうぐらい、頭の柔らかい女性だと思います。ですので、自分の課題としても、堅くなりすぎず、かといっておバカさんでもない女性というのをきちんと出せれば、と思っています」

Q.このドラマの見どころを教えてください。

「ドラマのみどころは、登場人物が多く多彩で、それぞれ個性的な魅力があるところなので、飽きずに楽しんでいただけるのではないかな、と思っています」

東出昌大

Q.今回のドラマ出演に対する思いを教えてください。

「素晴らしいキャストの方々、スタッフの方々と坂元さんの脚本のドラマに参加出来る事を、大変光栄に思います」

Q.役柄についてはどう捉えていますか?

「いわゆる悪い男の役を今まであまり演じた事がないので、自分のそういう面をどれだけ引き出せるか楽しみです」

Q.このドラマの見どころを教えてください。

「個性豊かな人物たちの会話が、愛くるしく感じました」

脚本 坂元裕二

Q.このドラマの見どころを教えてください。

「真木よう子さんの新しい魅力を発見していただけたらと思います」

Q.今回、特にこだわっていること、挑戦していることなどはありますか?

「たくさんの素晴らしいキャストに恵まれましたので、後は一生懸命書くだけです」

Q.女性応援コメディーとのことですが、何か特別なメッセージはありますか?

「女性を応援するドラマではありますが、男性に見ていただきたいと思っています」

プロデュース 清水一幸(フジテレビ ドラマ制作センター)

Q.このドラマの企画意図は?

「とにかく“女性を応援する!”ドラマが作りたかったというのが本音です。社会は、まだまだ“男だから…”“女だから…”“上司だから…”“部下だから…”といったことで“我慢している”、“耐えている”ということがはびこっていると思いますし、そこで悲喜こもごもあると思います。それをドラマに出来ないか、と。その中で坂元裕二さんが“レストランモノをやりたい!”とおっしゃってくださったので、“では、自分たちでレストランを作り、そこで頑張る女性たちを描きましょう!”ということで、企画を決めました。坂元さんと再びドラマを作れる喜びを、この作品に込めています。どこか社会的で、そしてどこかクスッと笑える作品になれば良いなと。そして、本当にこんなレストランがあったら行きたいなと思わせるものを作っていきたいと思います。『最高の離婚』の時もそうでしたが、ドラマの中のキャラクターがその街にいても違和感がない、ドラマの世界が現実にもありそうな…そういった作品に仕上げたいと思います」

Q.キャストの起用理由を教えてください。

「今回、“女性を応援する!”ということで、まず女性から“カッコいい”とか“憧れる”といった支持を得る方に演じていただきたく思いました。そんな中で『最高の離婚』でもご一緒させていただきました真木よう子さんがピッタリかと。真木さんは何といっても日本アカデミー賞で最優秀の主演と助演をW受賞されるほどの方です。『最高の離婚』の時よりもさらにパワーアップされた真木さんとご一緒出来ることが楽しみです。真木さん以外の方々も、今回は坂元さんと話し、“この人に出演いただきたい”といったキャストの方々です。キャスティングを先にさせていただき、台本、キャラクター作りはその方々に合わせる、いわゆる“あて書き”をさせていただきました。なので、どのキャラクターも演じていただく方にピッタリな配役になっているかと思います」

登場人物

【レストランを立ち上げる女性たち】

田中たま子 32歳 … 真木よう子

主人公。独身。努力と根性の女。まじめな働き蜂として、男社会の飲食業に勤めるOLだったが、シェフとして雇った恋人から裏切られ、"公私混同の三十路女"として社内の恥さらしになる。さらに、ひどいセクハラを受けた親友のために起こした事件で警察沙汰になってしまう。理不尽な会社を辞め、神宮前の屋上で、女子だけの手作りビストロを始める。学生時代に食べた、忘れられないポトフの味を再現、ポトフ一本のメニューで勝負に賭ける。

新田結実 23歳 … 二階堂ふみ

たま子の元同僚。東大出身の秀才だが、その実、融通の利かない勉強ばか。不器用で、実務はあまり出来ない。おまけにプライドばかりが高く、ビッグマウス。

川奈藍里 26歳 … 高畑充希

たま子の元同僚。恋愛依存症で、駄目な男ばかり好き。また、男たちから勘違いされやすい。新しい恋人は新しく雇われたシェフで…。

雨木千佳 20歳 … 松岡茉優

家出中のフリーター。極度の人間嫌いのコミュニケーション障害で、放漫な父親を一番嫌っている。その父親に恨みを持つというたま子を慕う。実は料理の腕が抜群。ビストロのシェフになる。

森村鏡子 32歳 … 臼田あさ美

たま子の友人。専業主婦。箱入り娘で、世間知らずの天然。子供をつれて家を出てきたものの、お金も、なすすべも無い。

烏森菜々美 46歳 … YOU

言動がドライ過ぎる辛口女。いつもワインを飲んでいるだけのようだが、実はソムリエの資格をもっている。多種多様な仕事を経験しており、謎だらけの過去を持つ。たま子とは移動カフェの仕事で知り合った。

几ハイジ 39歳 … 安田顕

心優しい、女装好きのゲイ。海外で修行した一流の腕を持つパティシエだが、ゲイという理由でなかなか雇ってもらえずにいたところ、たま子に雇ってもらうことになる。

【ライバル店の男たち】

門司誠人 26歳 … 東出昌大

パリで修行し、国際コンクールに入賞した天才型シェフ。不遜な態度で職がなかったところ、飲食業に勤めるたま子と知り合い、シェフとして雇用される。基本はため口で、誰かに合わせるのはいや。怒られたり、泣かれたり、束縛されるのもうんざり。料理に心はいらない、心なんかあったら塩加減を間違える、と思っている。やがて、ライバル店のシェフとなる。

星野大智 22歳 … 菅田将暉

調理場担当。口癖は「ですよねー」。いわゆるチャラ男。誰にでも優しい代わりに、いざとなったら逃げ出す。結実と仲良くなるものの、先輩に譲れと言われて、「はい」と言って置き去りにする。

西脇太一(にしわきたいち)57歳 … 田山涼成

役職無しで、窓際を自認。通勤電車で女性と密着するのが若さの秘訣と話す。毎朝「彼氏と会った?肌つやいいね?太った?生理重い方?」などと聞いて回る。毎晩の飲み会でお酌をさせる。男に触られた方が女性は奇麗になる、と言って体を触る。

土田数雄(つちだかずお)48歳 … 吹越満

たま子が勤めていた飲食業会社の部長。男尊女卑。パワハラ。傲慢。威張る。説教が長い。「30過ぎて働く女は哀れな負け組、女は結婚したら子供を産むべき。痴漢に遭うのは女性にも落ち度がある。男が女を押し倒すのは元気な証拠」との考えをもつ。

雨木太郎 50歳 … 杉本哲太

たま子にとって最大の敵。勤めていた飲食業会社のカリスマ社長であるが、食に興味がない。仕事で成功し、金を手に入れた途端、女性が近付いてくるようになり、「女は愛するものではない、買うものだ」と悟った。たま子が退職した後も何かにつけ誘い、店にも訪れ、口説いてくる。そして同時に、全力でたま子の店を潰そうとする。

…そのほか、多種多様なありえない男たち…

あらすじ

 もう男たちの勝手にはさせない。浮気夫。男尊女卑男。セクハラ上司。不倫男。頑固な父親。今日までずっと男たちの自分勝手で横暴な言葉、行動に耐えてきた女性たち。だが彼女たちは立ち上がる決意をする。「このままじゃ人生負けっぱなしだ。もうあいつらには愛想が尽きた。我慢しない。許さない。わたしたちは断固戦う。女なんかにはどうせ何も出来ないとののしるあいつらを絶対に見返してやる」と。

 そうして問題のある女たちが店を開いた。店の場所は、高層ビルの谷間にひっそりとある雑居ビルの屋上。ペントハウスを厨房とし、屋上テラスにカウンターとテーブル席を作った。当然、雨の日はお休み。冬なのでとにかく寒く、暖房器機と毛布が必要だった。このレストランの立地にはたくさんの欠点がある。しかし星空を見ながらの食事は最高に違いない。

 仲間は平等。報酬も平等。大事なことはみんなで決める。彼女たちは全員でなけなしの貯金を持ち寄って、道具を買った。テーブルや椅子はごみ捨て場から拾って来て、ペンキを塗ったりしてリペアした。無いものは一から作った。そして最後に旗を立てた。この旗の下をくぐった人に「おいしかったね」と言わせて帰すのだ。

 男たちが先に近所に同種の店を開いていた。あっちは豪華な内装、こっちは手作り。あっちはカリスマシェフ、こっちは素人。あっちは高級食材、こっちは心を込めて。

 今、熱く、おいしい闘いの火ぶたが切って落とされた。

番組概要

タイトル

木曜劇場『問題のあるレストラン』

放送日時

2015年1月スタート
毎週(木)22時~22時54分

キャスト

真木よう子
東出昌大
二階堂ふみ
高畑充希
菅田将暉
松岡茉優
臼田あさ美
 ●
YOU
安田顕
 ●
田山涼成
吹越満
杉本哲太

スタッフ

脚本
坂元裕二 (「最高の離婚」「それでも、生きてゆく」など)
プロデュース
清水一幸(「最高の離婚」「昼顔~平日午後3時の恋人たち」など)
演出
並木道子(「最高の離婚」「若者たち2014」など)
加藤裕将(「最高の離婚」「続・最後から二番目の恋」など)
制作
フジテレビ ドラマ制作センター

2014年11月21日 フジテレビ広報部 ※掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。