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小泉進次郎氏、万歳せず…「国民との距離生む」

読売新聞 11月21日(金)20時54分配信

 21日の衆院解散は、伊吹衆院議長が解散詔書の朗読中と朗読後の2度万歳が起こる異例の展開で幕を閉じた。

 衆院本会議場では、万歳した人、しなかった人がいた。

 午後1時14分。2度目の万歳が響き渡る中、安倍首相は頭を下げただけだった。

 約1時間15分後。首相は、党本部での選挙対策本部会議でこう切り出した。

 「年末の衆院選ですから、国民の皆さまにはご迷惑をおかけすることになります」

 首相には、師走選挙への遠慮があったようだ。だが、首相はこう発破をかけた。

 「だからこそ、意義ある選挙にしなければならない。日本の将来に向けてどの党がしっかりとビジョンを持っているか、いかに分かりやすく説明できるか。そこに勝負がかかっている」

 自民党の小泉進次郎復興政務官も万歳をしなかった。記者団に対し、「多くの国民の皆さんの反応は、なぜ今(解散)なのかと。万歳している姿が、余計に国民との心の距離を生むんじゃないか」と振り返った。

最終更新:11月21日(金)23時1分

読売新聞

 

小泉進次郎

小泉進次郎(こいずみしんじろう)
所属院 選挙区 政党:
衆議院 神奈川県11区 自民党
プロフィール:
1981年4月14日生 初当選/2009年 当選回数/2回

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