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最終更新:2014年11月21日(金) 18時34分

巨大与党にどう挑む、野党の選挙戦略は?

 野党は巨大与党との選挙戦にどう挑むのでしょうか。民主党本部からの報告です。

 民主党の海江田代表は、いわゆるアベノミクスだけでなく、安倍政権の体質そのものにも批判の矛先を向けています。

 「安倍政権の経済政策、これをこのまま続けて本当に国民が豊かになれるのか、これからの4年間、日本が間違った方向に行かないように、しっかりとその方向を正す選挙として取り組んでいきたい」(民主党 海江田万里 代表)

 また、野党第2党の維新の党は、身を切る改革を断行する必要性を訴えています。

 「身を切る改革、実のある改革、断行できるのは維新の党だけだ」(維新の党 江田憲司 共同代表)

 民主・維新両党は国会議員の定数削減など「身を切る改革」や「地方分権」、いわゆる「ヘイトスピーチ」の規制、それに、非正規労働者と正社員が同じ賃金や待遇を得る「同一賃金・同一労働法」などを共通の政策として打ち出しました。あわせて選挙調整も進めていますが、候補者がぶつかる選挙区30のうち、およそ20は調整が困難とみられます。

 このほか、次世代、共産、生活、社民の野党各党も安倍政権の基本姿勢や経済政策、安全保障政策など、安倍政権に対抗する基本政策を掲げて選挙戦に臨んでいく構えです。(21日17:59)

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