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千葉で鳥インフル検出 監視を強化11月21日 23時16分
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千葉県長柄町で採取された野鳥のふんから強い毒性を持つ鳥インフルエンザのウイルスが検出され、環境省は、周辺の10キロ圏内を野鳥の監視を強化する地域に指定しました。
千葉県によりますと、今月18日、長柄町で採取された野鳥のふんを検査したところ、2つの検体から鳥インフルエンザのウイルスが検出され、強い毒性を持つ「H5亜型」と確認されました。
環境省によりますと、強い毒性を持つ鳥インフルエンザウイルスが検出されるのは、今月に入って島根県安来市に次いで2例目で、環境省は警戒レベルを最も高い「レベル3」に引き上げ、採取された場所の周辺10キロ圏内で野鳥の生息調査などを行って、感染が広がっていないか監視を続けることにしています。
また、千葉県も周辺10キロ圏内に5か所ある養鶏場にすでに担当者を派遣し、鳥インフルエンザへの対策がとられていることを確認するとともに、周辺で死んでいる野鳥がいないかなど、パトロールを行うことにしています。
千葉県は、県内のすべての養鶏場に対して、消毒など予防策を徹底するよう呼びかけています。