茨城県のニュース
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衆議院解散 県内の反応は
衆議院は21日午後、解散されました。
各党は、来月2日公示、14日投票の衆議院選挙に向けて、公約の作成など、選挙に向けた態勢づくりを本格化させていて、安倍政権が進める経済政策「アベノミクス」の継続の是非などを争点に、事実上の選挙戦に入りました。
有権者は、何をポイントに投票するのか、選挙後の政権に何を期待するのか、水戸市内で聞きました。
水戸市の42歳の男性は「何もいま解散しなくてもほかにやることがあると思います。あまりアベノミクスの恩恵が感じられないので、とにかく安定した生活と経済を期待したいです」と話していました。
また、水戸市の70代の男性は「アベノミクスの成果について国民の信を問うのは賛成です。消費増税を先送りはうれしいことですが、若い世代に負担を追わせてもいけないと思います。次の政権には経済の活性化を期待したいです」と話していました。
このほか、水戸市中心部の商店街で果物店を営む71歳の女性は「商店街は人通りが少なく、商品を安く提供できるように工夫はしていますが、お客さんの財布のひもは固いです。アベノミクスの恩恵を受けているのは大企業だけで私には感じられません。地方の経済を活性化してくれる候補者に投票したいですし、次の政権にも期待したいです」と話していました。
【知事】
茨城県の橋本昌知事は「今の日本ではデフレからの脱却とあわせて急激な人口減少や高齢化に地方がどう対応するのかが大切だ。また、成長戦略をどう描くか、建設的な批判が必要だと考えており、それぞれの政党が、どのような政策を打ち出すのか関心をもって見ていきたい」と話していました。
【県商工会議所連合会】
県商工会議所連合会の和田祐之介会長は「アベノミクスは期待感が強まったもののその効果を実感しにくい状況が続いており、急激な円安は中小企業の経営を圧迫している。今は、景気の腰折れを回避し、早急な景気浮揚と地域の再生実現に取り組むことが望まれる」としています。
11月21日 18時52分