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六ヶ所村の活断層規制委調査へ
六ヶ所村にある使用済み核燃料の再処理工場の近くを走る活断層の規模を調べるため、原子力規制委員会は、来月、初めての現地調査を行うことになりました。
六ヶ所村の使用済み核燃料の再処理工場からおよそ４キロ北には「出戸西方断層」という長さ１０キロ程度と見られる活断層があります。
事業者の日本原燃は断層が動いた時の揺れの大きさは再処理工場の安全性に影響を及ぼさないとしていますが「断層の南の端がどこなのかデータが不十分だ」という原子力規制委員会の指摘を受けて活断層の南側で地質調査を行い、その結果を２１日に東京で開かれた安全審査の会合で報告しました。
「活断層の特徴は確認できない」とする説明に対し、原子力規制委員会の委員からは「調査で見つかった断層が活断層でないことを示すデータを整理してほしい」といった意見が相次ぎ、結局、活断層の規模を調べるため来月、委員会が直接、現地調査を行うことになりました。
調査は、来月１日と２日に、地質学が専門の委員など４人が参加して行われる予定で、原子力規制委員会は、現地調査の結果を踏まえてさらに議論を進めることにしています。
11月21日 19時25分