作品ラインナップ

Lineup

番組放送中に番組HPにアクセスすると視聴認定バッジと
500PTが獲得できます!

取得したバッジとポイントを保存するためには、
金曜ロードシネマクラブにログインしてください。
保存したスタンプはマイページにコレクションできます。

※ログインはFacebook、Twitter、メールアドレス、JoinTV IDのいずれかで可能です。

ツイートを共有すると20PTプレゼント!

取得したポイントを保存するためには金曜ロードシネマクラブにログインしてください。

※ログインはFacebook、Twitter、メールアドレス、JoinTV IDのいずれかで可能です。

解説・みどころ

ありがとう...高倉健さん
日本映画史に残る不朽の名作

男の生き様 人生の歓び…
心震わす感動の愛の物語


11月18日、突然飛び込んだ訃報。日本が誇る映画俳優・高倉健さんが死去したとの報は日本のみならず、世界のファンに大きな悲しみを与えた。各界の著名人がその知らせに追悼のコメントを寄せる中、外国政府が追悼のコメントを出すなど、国際的な映画スターとしての存在の大きさが改めて示された。「健さん」の愛称で誰からも愛された高倉健が出演した映画は200本以上。数ある名作の中から今回お届けするのは、第1回日本アカデミー賞6部門を受賞したほか、キネマ旬報ベストワン、ブルーリボン賞など公開当時の映画賞を独占した感動作。「男はつらいよ」「たそがれ清兵衛」などを手掛けた名匠・山田洋次監督との伝説のタッグが生んだ日本映画史上に残る不朽の名作をデジタルリマスターで放送する。共演には武田鉄矢と桃井かおり、そして日本を代表する名優・渥美清。高倉健が演じる主人公・島勇作は訳ありの過去を持つ男。本作で描かれるのは、愚直で不器用な男の生き様、夫婦の愛情、人を愛し、愛される歓び――人生には歓びがある、との静かなメッセージが心に響く。

ストーリー

北海道を旅する男女3人
約束の黄色いハンカチを目指して――

花田欽也(武田鉄矢)は失恋の痛手から仕事を辞め、退職金で購入した真っ赤な車で一人北海道にやってきた。網走に到着した欽也は片っ端から女性に声をかけ、東京から一人旅にきていた小川朱美(桃井かおり)をナンパし、二人でドライブを始める。 その一方で島勇作(高倉健)は網走刑務所を出所。郵便局に立ち寄ると葉書を一枚書いて投函する。
 海岸に立ち寄った欽也と朱美は、偶然居合わせた勇作に写真を撮ってもらい、その成り行きで三人は一緒に旅をすることになる。朱美に仕事のことや妻のことを聞かれた勇作は、炭鉱勤務で、妻とは別れたと答える。

勇作が夕張に向かっていると告白したことから、朱美は夕張に向かうことを要求するが、その道中で三人が乗っていた車が検問に合う。勇作が車を運転していたことから無免許であることを咎められ、そこで初めて殺人の罪で刑務所に入っていたことを告げる。警察に連れて行かれた勇作だが、偶然にも勇作のことを知る警察官・渡辺係長(渥美清)と再会し、彼の取り計らいによって解放される。その後、一人で夕張に向かうことにした勇作だったが、 「もし、まだ待っててくれるなら、黄色いハンカチをぶらさげてくれ―」勇作が葉書に綴った妻への思いを知った二人は―――。

キャスト・スタッフ

キャスト

<島 勇作>
 高倉健

<島 光枝>
 倍賞千恵子

<花田欽也>
 武田鉄矢

<小川朱美>
 桃井かおり

<渡辺係長>
 渥美清

スタッフ

<監督/脚本>
 山田洋次

<脚本>
 朝間義隆

<製作>
 名島徹

<原作>
 ピート・ハミル

<撮影>
 高羽哲夫

<美術>
 出川三男

<音楽>
 佐藤勝

<録音>
 中村寛

<調音>
 松本隆司

<照明>
 青木好文

<編集>
 石井巌