当たり前のことだが、子持ちに優しい職場とは子無しにとってもやさしい職場なのだ。
何を持って優しいと判断するかは難しいところだが、とりあえず
「もちろんマタハラなんてない」
こんな感じだとおもう。
自分の働いている職場は育休明けの女性が二人おり、二人共時短勤務(一時間減らす)をしている。もちろん残業はしない。
まだ子供も小さいので当然ながら突然の風邪で休みを取ることもある。
五人の子無し女性とともに働いているが、彼女たちから不満が上がることはない。仲良くやっている。
子持ちが「子供が具合悪いので休みます」と休みを申請した時も、
子無しが「明日は彼氏とディズニーに行きたいので休みます」と申請した時も、
どちらも分け隔てなく応じている。
もちろん子無し本人が体調を崩した時もきちんと休ませている。
子無しと子持ちが不仲になって子持ちに優しくない職場!などといわれてしまうのは、
子持ちにとって子供が大事なのと同様に、子無しにだって大事にしたいプライベートがある。
それなのに「子持ちさんは大変なんだから我慢をしなさい」と子無しに我慢を強要していれば、
当然ながら子無しの不満は溜まる一方だし、どう考えても子持ちに優しくなんてしたいと思うことはない。
人間は誰かが特別扱いされることが不満な生き物なのだ。特に女は嫉妬というものがつきまとうからなおさら厄介だ。
実際自分の職場は良い関係が作れているが、先述したような子無しに我慢を強要する上司がいる職場はマタハラも当たり前だし、子無しは鬼のような顔で子持ちを見て、子持ちはいつもうつ病のような顔をしている。
結局子持ちの優遇だけをしていたって、子持ちは幸せになれないのだ。
なれるのは人を犠牲にしてもなんとも思わない、図太い子持ちだけで、たいていの子持ちは逆恨みされたり自分自身が気まずかったりと優遇された分だけしっぺ返しを食らう。特に心理的に。
子持ちに優しくするにはそうでない周りの人たちにも優しくしないといけない。
優しくされてない人が、他人に優しくできることはないのだから。
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追記
トラバ等で誰がそのしわ寄せを負担してるの?というご指摘を頂いたが、答えは「仕事を受けない」だ
この上司は「うちの部署にはこれこれ分しか処理できませんので仕事を持ってこないでください」と平気で他部に断りを入れる
確かに下請けなり他部署(本文中にあるうつ病のような顔をしている子持ちがいる部署は仕事をキャパシティー以上に引き受けてしまうことで有名)にしわ寄せが言ってるとは思うが、下請けは下請けで辛いのなら人員を増やすしかない
それで経費がかかり過ぎて潰れるのならその会社は会社として存続する能力がないということ
誰が負担するとか、しわ寄せが、とかではなく、日本社会全体が子持ちにも子無しにも優しくできるようにならないと少子化はもうどうにもならないよ
今一番問題なのは上司が子持ちの女性の場合で、これがとても難しい。
大変差別的な言い方をするのなら、部下を持つ管理職になるような年齢の女性(会社によると思うがおそらく早くて35歳くらいからだろう) が、そんなに小さい子供を育てていることが問題...
保育園までは一日中保育園に丸投げでOKだけど、小学校入ったら学童は大体保育園より時間短いし学校と学童に丸投げしてたら勉強遅れるしで 小学校入った後の方が大変なんて散々言わ...
勉強が遅れても死ぬわけじゃなし 病気の場合放置していたら死ぬわけだからそっちのほうが大変だろう
子持ちの男性上司も、難しくあるべきだよね。育児ほっぽり出して仕事してるの? http://anond.hatelabo.jp/20141121190256 部下を持つ管理職になるような年齢の男性(会社によると思うがおそ...
そういう社内全体に余裕のある会社は得てして下請けに無理難題を押しつけてるんだよなあ
ほんとそれ。
高齢出産じゃだめなんて、優しい会社が言う言葉とは思えませんね。
最初から女性社員は子持ち子無し問わず大した仕事もさせず待遇も悪い会社ってパターンもあるぞ。 どうせどうでもいい仕事しかしてないから頻繁に休んでも誰も困らないだけ、ってい...