10月18日、19日の2日間、さいたまスーパーアリーナで開催されるヘビーメタル系のロック・フェスティバル『LOUD PARK 14』で、初日のヘッドライナーを務めるはずだったMANOWARが出演をキャンセル。2年連続でヘッドライナーがドタキャンする事態に、ファンが怒りの声を上げている。

出演のキャンセルが告知されたMANOWARは、1982年にデビューしたアメリカのヘビーメタルバンド。かつて「世界一うるさいバンド」としてギネスに認定されたこともあるMANOWARは、2日間にわたって開催される『LOUD　PARK 14』の初日のヘッドライナーを務める予定だったが、招聘元であるクリエイティブマンは10日、バンドの機材の到着が困難であることを理由に、MANOWARの出演キャンセルを告知した。

LOUD PARKに関しては、昨年開催された『LOUD PARK 13』でも、“大トリ”での出演が予定されていたKING DIAMONDが、機材が到着しないことを理由に出演をキャンセル。この時は、バンド側が「我々はショウをキャンセルしていない。プロモーターによってキャンセルさせられた」（編集部訳）というコメントをHPで発表するなど、バンドとプロモーターの見解が分かれる事態となった。

今回出演をキャンセルしたMANOWARについて、クリエイティブマンは代替の単独公演の開催を決め、『LOUD PARK 14』のチケット購入者への優遇措置を検討すると発表している。しかし『LOUD PARK 14』のチケットの払い戻しはできぬため、ヘビーメタルファンからは、

「二日券売り切れ間近と煽って買わせておいて大トリがキャンセル。
まんまとヤられました」
「一気にショボいフェスになったwww」
「2年連続でこれはない。
もう2度と前売りは買わない」
「ヘッドライナーがキャンセルなら払い戻しするべき」

と、怒りの声が噴出。代替公演は平日に行われるため、

「平日とか関西からいけるわけないやろボケ」
「青森からの往復航空券・ホテルも予約してたのに平日になんか行けるか、くそ！」

という声も寄せられている。

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