衆院選:すでに「総選挙モード」 与野党走る 21日解散
毎日新聞 2014年11月19日 22時03分(最終更新 11月20日 08時26分)
一方、民主党の海江田万里代表は19日朝、幹部を除く全国会議員に「帰郷命令」を通達。衆院解散の批判と同党への支持を有権者に訴えるため、「衆参全議員が直ちに地元にお戻りいただき、総力を挙げて活動にお取り組みください」と求めた。維新の党も選挙対策本部を設置し、幹部を除く各議員に地元活動に入るよう指示した。
海江田氏は同日夕、東京都八王子市のJR八王子駅前で街頭演説し、首相の経済政策・アベノミクスを批判した。維新の江田憲司共同代表も渋谷駅前で「800億円の税金を使う首相延命のための解散を、絶対許すわけにいかない」と声を張り上げた。
共産党の志位和夫委員長は新宿駅前で、次世代の党の平沼赳夫党首はJR新橋駅前でそれぞれ街頭演説した。みんなの党は同日の両院議員総会で解党を正式に決め、衆院選勝利をにらんだ与野党のせめぎ合いが激しさを増している。