高浜原発:書類に13項目不備…再稼働に向け提出

毎日新聞 2014年11月18日 20時34分(最終更新 11月18日 20時53分)

関西電力高浜原発。手前左から4、3号機、奥左から2、1号機=福井県高浜町で2013年11月5日、本社ヘリから後藤由耶撮影
関西電力高浜原発。手前左から4、3号機、奥左から2、1号機=福井県高浜町で2013年11月5日、本社ヘリから後藤由耶撮影

 原子力規制委員会は18日、関西電力が高浜原発3、4号機(福井県)の再稼働に向けて提出した原子炉設置変更許可申請の補正書について、13項目の不備を指摘した。関電は指摘項目を修正して補正書を再提出する方針。補正書には、新規制基準に適合させるため、これまでの規制委の審査を踏まえ、原子炉の設備の変更点などが記されている。

 規制委が指摘した不備は、重大事故時の対処体制や外部からの支援体制の一部▽耐震設計方針の一部▽緊急時対策所に配備する電源車−−の記載漏れなど。添付資料の記載と整合性がとれない部分もあった。

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