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軽減税率では財源確保、PB赤字拡大は考えられない=官房長官

2014年 11月 20日 20:45 JST
 
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[東京 20日 ロイター] - 菅義偉官房長官は20日午後の会見で、2017年4月の消費増税時に軽減税率導入を目指すことで与党が合意したことに関して、「合意文書では安定財源の検討を進めるとしている」と指摘。軽減税率導入で基礎的財政収支(PB)の赤字が拡大することは考えられないとの見解を示した。

安倍晋三首相が18日の会見で、2020年度の基礎的財政収支の黒字化目標を堅持するとしたことについては「来年夏までに目標達成への具体的計画を策定する。きちっとやっていく」とした。

首相が今度の選挙について厳しい戦いは覚悟の上だと発言したことについては「どんな選挙でも楽な選挙はない。厳しい中で政策を訴えて、理解してもらうことが必要だ」と述べたうえで「正しいことが必ず勝利に結びつくということはない。選挙戦で訴え、審判をいただいた上で自信をもって政策を進めていく」と語った。

経済対策で編成する補正予算の規模感については「控える」としたうえで、「与党からは円安対策中心に地方、生活弱者への対応(への要望)が多かった。真摯に受け止めて対応していきたい」と述べた。

*一部サイトできちんと反映されなかったため再送します。

(石田仁志)

 
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 11月20日午後、菅官房長官は2017年4月の消費増税時に軽減税率導入を目指すことで与党が合意したことに関して「合意文書では安定財源の検討を進めるとしている」と指摘した。写真右は菅官房長官、左は安倍首相(2014年 ロイター/Yuya Shino)

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