スタンディングデスクを半年間続けて気がついた7つのこと。
最近巷ではかなり話題になっていると(個人的には思う)スタンディングデスク。つまり
立ったままお仕事。欧米ではかなり一般的になってきているようですね。
特にクリエイテビティと健康への影響の大きさから注目されているようです。
長時間座っていることは喫煙並にあなたの寿命を縮める
http://gigazine.net/news/20130528-just-sitting-make-us-sick/
「スタンディングデスク」は集中力を増加して肥満を防止する
http://gigazine.net/news/20141028-standing-desk-focus/
僕自身も一日13-4時間は座りっぱなしの生活をしていて
だんだん身体のあちこちにガタが来ているのを感じていました。
そこで半年前に一気にスタンディングデスクに変更。
以来座って仕事をすることはカフェや飛行機、電車以外ではありません。
我が家のオフィスのスタンディングデスク。家を建てた時に、大工さんについでに作ってもらいました。
カウンターの上にコの字型の家具を置くというシンプルな方法です。
そこで気がついたこと、7つです。
1.立って仕事をし始めると、最初の3日は地獄。
とにかく筋肉がいかに退化しているのか、嫌でも実感させられます。
二時間でも立って仕事をしてると、腰がいたいし足が痛いしで
すぐにギブアップ。「こんなの続けられるのかな?」と思いましたが、
そもそも立ち仕事をしている人はいっぱいいるわけですよね。
椅子に座ったり、立ったりを繰り返しているうちにだんだん慣れてきて克服しました。
2.机の高さ、1センチ単位で全然疲れ方が変わってくる。
椅子は高さを調整できますが、スタンディングデスクはもちろん無理ですよね。
身長は決まっています。
ですので、スタンディングデスクを導入する人は高さに対して相当シビアになるべきです。
そうしないと、あ、しんどい!これ無理!!ってなって失敗します。
スタンディングデスク断念してる人をブログで見かけますけど、多分これです。
おすすめは高さが調節できるタイプの机、
あるいはコの字型の家具を高めにつくっておき、あとで
カット。でしょうか。
IKEAからは便利なアイテムが出ていますね。
3.筋肉がつく
二週間くらいすると、ある変化が訪れます。それは筋肉。普段座っていると使わない色々な筋肉が
程よく使われて、身体が締まってきます。腹筋やお尻、背中など。
スタイルを気にしてるひとには特におすすめしたいです。
4.痩せる
はい。筋肉がつくってことは、基礎代謝が上がりますから当然何もしなくても痩せます。
筋肉が付く前の状態でも、立っているだけで10%代謝がアップするみたいです。
5.健康になってくる。
まずは腸。座っていると常に圧迫されている腸が元気に活動し始めます。
そうすると自然と胃腸が丈夫になりますし、呼吸も深くなるので、
お腹がポンプの役割を果たして全身の血行がよくなります。結果、冷え性にいい。
6.気持ちがハイになる。
姿勢によって人間の精神状態が左右されるのは有名な話ですが、
(ためしに身体を曲げてうずくまってみてください、だんだん気持ちが沈んできますよ)
スタンディングデスクを使って仕事をしていると
座っているときに比べて気持ちが高揚して、自信がついてきます。
とくにアウトプット系の仕事をするときには立ってみるといいかもしれないです。
読書時にはソファに坐って内省的に、とメリハリが付きそうですね。
7.人間の身体は座るより立つようにできている。
人類が誕生して500万年。その間ずっと野山を、森を、海辺を歩きまわってきました。
そしてデスクワークするようになってせいぜい、数千年ではないでしょうか。
とうぜん人体の設計図には、長時間デスクワークに対応した機能はありません。
立っていると自然と足の裏のポンプが刺激されて、全身のリンパ液の流れが良くなりますし、
足腰も丈夫になります。
なによりも、人類が脳を発達させたのって、二足で立つようになってからですよね。
立つことが脳にいいのも、自然とこのへんから理解できます。
結論.気になる人は、いつもの机の上にローテーブルを置いてみよう。
これを読んで、ちょっと気になった人、
いきなり上の動画のIKEAデスクを購入してもいいですけど、まずはいつものデスクの上に
なにかローテーブルとか棚を置いてみてください。そして厚めの本とかで自分にピッタリの高さを調節してから
仕事をしてみましょう。
最初の三日間だけ耐えて、上のような変化が現れたら、あなたも晴れてスダンドワーカー!
機嫌がよく健康で、創造的な人生のはじまりです。
僕はといえば、次はこれを検討中。
立つ、の次に人類にとって大事な行為、
歩く。。。