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2014年11月21日12:21
AVでも撮影するのかと思ったが、違った!
僕は感動で震えました。その発表を見たときの驚きと歓喜、そして興奮。その感動を共有しようにもスマホをタッチする指が震えてままなりませんでした。何と、何と、何と、アノ男が、ついに、ついに、ついに、待望の「監督」職に就いたのです!
おそらくみなさんはこう思っているでしょう。そんなわけがない、と。そんなバカなオファーを出すヤツがいるはずはない、と。そして心の中のクイズミリオネアで「アダルトビデオの監督」「工事現場の監督」「予備校の試験の監督」「百歩譲ってあやまんJAPANの監督」という4つの選択肢を掲げ、フィフティーフィフティーを使ってAVとあやまんの二択に絞るのでしょう。残念だが、それは不正解だ!
武田が就任する監督は、ズバリ「サッカーの監督」です!
理論不明、知識不明、指導力不明、人格不逞。監督にするくらいならいないほうがマシともっぱら評判の男。しかし、いまだに敗北を知らない「生涯無敗のS級ライセンス所持者」です。武田が長年熟成させてきた無敗の戦術理論。世界の名将グアルディオラ氏(←結構負けてる)をも上回る不敗の男が、ついに戦術最前線に打って出る時が来たのです。
2014年12月14日、ユアテックスタジアム仙台で開催される「日本プロサッカー選手会(JPFA) チャリティーサッカー2014 チャリティーマッチ」。武田はそこでJAPANスターズを率い、手倉森浩監督率いる東北ドリームスと激突します。要するに「武田JAPAN」。武田JAPANドリームマッチです。虚構新聞などとは言わせない。どこをどう引っくり返しても「武田JAPAN誕生」としか表現できない。これは現実なのです。
今の気持ちは、例えるならば「長い年月をかけて押入れの壁に穴を開け、隣に住む女子大生の部屋を覗ける穴が貫通したときのよう」とでも言えばよいでしょうか。あるいは「何度も口説いて何度もフラれてようやく交換したLINE」とでも言えばよいでしょうか。今は小さな穴かもしれません。すぐさま望みどおりのプレイはできないかもしれない。しかし、これがキッカケとなって何かが変わりそうな気がする。発展しそうな気がする。
瞳を閉じれば浮かび上がる光景。東北の地に降り立った武田JAPANを待ち受けていたのは、「何しに来た!」「全然東北っぽくないし遊びに来たみたいに見える!」「炊き出しのお知らせかと思ったら武田氏だった」などの熱い声援を贈る地元サポーター。武田は新聞の予想フォーメーションを見ながら、「ふむふむ」とスタメンを決めていきます。「初采配の興奮、何だか初エッチの時みたいだね」というコメントは早速通信社から全国に打電され、「武田初エッチ並みに興奮」とYahoo!トップを飾ります。シブシブ登場した、武田が率いる日本代表のレジェンドたち。武田は彼らに「システムに縛られるな」「最後に大事なのは気持ちだ」「シンプルにゴールを目指そう」などと簡潔にして明快な指示を与え、ピッチに送り出します。「点を取れ!」「シュートを止めろ!」「何とかしろ!」など試合中も常に声をあげ、細かな修正を施していく手腕には、訪れた関係者もホホォと舌を巻くほど。試合には惜しくも敗れますが、それはチャリティーマッチということに配慮した武田ならではの気遣い。武田は「武田の日本語を適切な日本語に翻訳する美人通訳」を引き連れて試合後の会見に臨み、敗れた悔しさと監督をできた喜び、そして被災地の復興にこれからも協力していくことを語りました。その堂々たる振る舞いに、いくつかのクラブが食指を伸ばし始める…。武田サクセスストーリーが、ここから始まるのです。モウリーニョ氏が通訳としてスポルティング・リスボンのクラブスタッフにもぐり込んだあの頃のように。
ということで、「監督」という甘美な響きに胸震わせながら、武田修宏なる新監督誕生のニュースをチェックしていきましょう。
◆「武田監督」って呼ぶと、敬称がついているみたいでちょっとヤだな…。
どうでもいい話ですが、これから僕は武田を何と呼べばよいのでしょうか。「武田監督」でしょうか。「武田元監督」でしょうか。うーん、微妙。誰にでも「さん」付けする姿勢でやっているこのブログで、わざわざ武田だけ完全呼び捨てにしているのに、役職などくっついてきたら一種の敬称のようになってしまいます。
武田と監督の間に何かを挟みたい。例えるなら、前監督と新監督の間に武田を挟んで全体のハードルをサゲていくみたいな感じで、何かを挟みたい。「二流」とかだと「範囲内の下のほう」ってだけでちょっと違う。「とかいう」「などと称する」「が!?」あたりでしょうか。しばらくは試行錯誤がつづきそうです。
↓2014年11月20日、ついに武田とかいう監督が誕生した!
何だこの「ついに誕生!」っていう待望論みたいな触れ込みwwww
誰も待ってないのかと思ってたwwww
↓このニュースを伝えるJ'sGoalも見出しに「武田修宏氏が」の文字を挿入してきた!

完全に「武田が」ってニュースなんだなwww
よいよい!武田は「客寄せ」になることを厭わない!
タケダにおまかせ!
↓ニュース本編に飛ぶと見出しには武田のタの字もナシ!

何だこのちょっとだけ見出し詐欺みたいな行為www
武田で釣られるヤツなんてそんなおらんやろ!

武田は待望の監督就任にも浮かれることはありません。ブログでダブルピースでもしているかと思いきや、今日は「晩秋の古都に」などというオトナの旅行雑誌みたいなタイトルで記事を投稿していました。その記事では、ツエーゲン金沢の森下監督とサッカー談義をしたことなどが記され、ほのかに監督としての哲学を吸収してきた模様が報告されていました。武田は決して浮かれない。武田はむしろ苦労人。武田は今日も監督をつとめるにあたっての勉強をしている。武田は叩きあげの男なのです。
↓JAPANの監督に就任した武田のプロフィールは、まさに叩きあげの苦労人そのもの!
今見ると「J2⇒J2⇒J2⇒J2⇒J2⇒J2⇒パラグアイ⇒J2」っていう地道なキャリアに見えるな!
そして日本代表通算1得点という微妙感!
選手としてやり残したことを次世代に託す名将感がプロフィール全体からあふれている!
↓武田は「エキサイティングで楽しい試合を見せる」と謙虚に誓った!
武田:「自身初となる監督の大役」
武田:「実力ある現役選手たちを率いるということで」
武田:「緊張はありますが」
武田:「精一杯の采配を振るわせていただきたい」
やったな武田!
おめでとう武田 監督!

武田は正直、居住まいの悪さも感じているはずです。相手方の監督は青森出身でベガルタ仙台・モンテディオ山形でもコーチをつとめた手倉森浩氏、そして両軍のコーチには岩手県遠野高校出身の菊池新吉・利三兄弟。純東北のメンバーが揃っています。兄弟対決ということを考えるなら、本来は武田のポジションには浩氏の兄である元ベガルタ仙台監督の手倉森誠氏が就くのが美しかったはず。
しかし、手倉森氏はU-21日本代表監督、日本代表コーチとして多忙を極める身。年明けのアジアカップのことを考えれば、なかなかほかの仕事は受けにくい状況でしょう。そんな中、武田にヘルプの声が掛かった。これは天命と考えるべきでしょう。「武田よ、そろそろ監督としてのキャリアを始めろ」という。
地道なキャリアを歩み、地道な復興支援をつづけてきた武田の人間性が、そのチャンスを呼び込んだ。どれだけタレント業で成功をおさめようとも、サッカーから離れることはなく、さまざまなカテゴリーを見守りつづけてきた武田の歩みが、そのチャンスを呼び込んだ。神様は、頑張る人のことをちゃんと見ていてくれるんですね…!
↓それでは復興への祈りを込めて、武田からの応援メッセージでお別れです!
武田:「野菜大好き!」
武田:「武田修宏です」
一見タダの自己紹介だけど、その向こうに復興への祈りがある!
東北の皆さん、武田などと称する男の監督デビュー戦をどうぞお楽しみください!

復興情報ではなく武田情報になってしまったことへのほのかな罪悪感!
僕は感動で震えました。その発表を見たときの驚きと歓喜、そして興奮。その感動を共有しようにもスマホをタッチする指が震えてままなりませんでした。何と、何と、何と、アノ男が、ついに、ついに、ついに、待望の「監督」職に就いたのです!
おそらくみなさんはこう思っているでしょう。そんなわけがない、と。そんなバカなオファーを出すヤツがいるはずはない、と。そして心の中のクイズミリオネアで「アダルトビデオの監督」「工事現場の監督」「予備校の試験の監督」「百歩譲ってあやまんJAPANの監督」という4つの選択肢を掲げ、フィフティーフィフティーを使ってAVとあやまんの二択に絞るのでしょう。残念だが、それは不正解だ!
武田が就任する監督は、ズバリ「サッカーの監督」です!
理論不明、知識不明、指導力不明、人格不逞。監督にするくらいならいないほうがマシともっぱら評判の男。しかし、いまだに敗北を知らない「生涯無敗のS級ライセンス所持者」です。武田が長年熟成させてきた無敗の戦術理論。世界の名将グアルディオラ氏(←結構負けてる)をも上回る不敗の男が、ついに戦術最前線に打って出る時が来たのです。
2014年12月14日、ユアテックスタジアム仙台で開催される「日本プロサッカー選手会(JPFA) チャリティーサッカー2014 チャリティーマッチ」。武田はそこでJAPANスターズを率い、手倉森浩監督率いる東北ドリームスと激突します。要するに「武田JAPAN」。武田JAPANドリームマッチです。虚構新聞などとは言わせない。どこをどう引っくり返しても「武田JAPAN誕生」としか表現できない。これは現実なのです。
今の気持ちは、例えるならば「長い年月をかけて押入れの壁に穴を開け、隣に住む女子大生の部屋を覗ける穴が貫通したときのよう」とでも言えばよいでしょうか。あるいは「何度も口説いて何度もフラれてようやく交換したLINE」とでも言えばよいでしょうか。今は小さな穴かもしれません。すぐさま望みどおりのプレイはできないかもしれない。しかし、これがキッカケとなって何かが変わりそうな気がする。発展しそうな気がする。
瞳を閉じれば浮かび上がる光景。東北の地に降り立った武田JAPANを待ち受けていたのは、「何しに来た!」「全然東北っぽくないし遊びに来たみたいに見える!」「炊き出しのお知らせかと思ったら武田氏だった」などの熱い声援を贈る地元サポーター。武田は新聞の予想フォーメーションを見ながら、「ふむふむ」とスタメンを決めていきます。「初采配の興奮、何だか初エッチの時みたいだね」というコメントは早速通信社から全国に打電され、「武田初エッチ並みに興奮」とYahoo!トップを飾ります。シブシブ登場した、武田が率いる日本代表のレジェンドたち。武田は彼らに「システムに縛られるな」「最後に大事なのは気持ちだ」「シンプルにゴールを目指そう」などと簡潔にして明快な指示を与え、ピッチに送り出します。「点を取れ!」「シュートを止めろ!」「何とかしろ!」など試合中も常に声をあげ、細かな修正を施していく手腕には、訪れた関係者もホホォと舌を巻くほど。試合には惜しくも敗れますが、それはチャリティーマッチということに配慮した武田ならではの気遣い。武田は「武田の日本語を適切な日本語に翻訳する美人通訳」を引き連れて試合後の会見に臨み、敗れた悔しさと監督をできた喜び、そして被災地の復興にこれからも協力していくことを語りました。その堂々たる振る舞いに、いくつかのクラブが食指を伸ばし始める…。武田サクセスストーリーが、ここから始まるのです。モウリーニョ氏が通訳としてスポルティング・リスボンのクラブスタッフにもぐり込んだあの頃のように。
ということで、「監督」という甘美な響きに胸震わせながら、武田修宏なる新監督誕生のニュースをチェックしていきましょう。
◆「武田監督」って呼ぶと、敬称がついているみたいでちょっとヤだな…。
どうでもいい話ですが、これから僕は武田を何と呼べばよいのでしょうか。「武田監督」でしょうか。「武田元監督」でしょうか。うーん、微妙。誰にでも「さん」付けする姿勢でやっているこのブログで、わざわざ武田だけ完全呼び捨てにしているのに、役職などくっついてきたら一種の敬称のようになってしまいます。
武田と監督の間に何かを挟みたい。例えるなら、前監督と新監督の間に武田を挟んで全体のハードルをサゲていくみたいな感じで、何かを挟みたい。「二流」とかだと「範囲内の下のほう」ってだけでちょっと違う。「とかいう」「などと称する」「が!?」あたりでしょうか。しばらくは試行錯誤がつづきそうです。
↓2014年11月20日、ついに武田とかいう監督が誕生した!
武田修宏監督、ついに誕生!12/14(日)チャリティーマッチ@ユアスタでJAPANスターズの監督に就任!!「今回、チャリティーマッチの大舞台で、自分自身初となる監督の大役を…」つづき→ http://t.co/Cfq43pdy5E #jpfa #J_CS2014 #verdy
— 日本プロサッカー選手会 (@JPFA_NEWS) 2014, 11月 20
何だこの「ついに誕生!」っていう待望論みたいな触れ込みwwww
誰も待ってないのかと思ってたwwww
↓このニュースを伝えるJ'sGoalも見出しに「武田修宏氏が」の文字を挿入してきた!
完全に「武田が」ってニュースなんだなwww
よいよい!武田は「客寄せ」になることを厭わない!
タケダにおまかせ!
↓ニュース本編に飛ぶと見出しには武田のタの字もナシ!
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武田は待望の監督就任にも浮かれることはありません。ブログでダブルピースでもしているかと思いきや、今日は「晩秋の古都に」などというオトナの旅行雑誌みたいなタイトルで記事を投稿していました。その記事では、ツエーゲン金沢の森下監督とサッカー談義をしたことなどが記され、ほのかに監督としての哲学を吸収してきた模様が報告されていました。武田は決して浮かれない。武田はむしろ苦労人。武田は今日も監督をつとめるにあたっての勉強をしている。武田は叩きあげの男なのです。
↓JAPANの監督に就任した武田のプロフィールは、まさに叩きあげの苦労人そのもの!
JAPANスターズ
◎監督 武田 修宏(Nobuhiro TAKEDA)
■生年月日 1967年5月10日(47歳)
■出身地 静岡県
■選手歴
1986年〜1995年 読売サッカークラブ/ヴェルディ川崎 ※3
1996年 ジュビロ磐田
1997年 ヴェルディ川崎
1997年 京都パープルサンガ ※4
1998年〜1999年 ジェフユナイテッド市原 ※5
2000年 ヴェルディ川崎 ※3
2000年 スポルティボ・ルケーニョ(パラグアイ)
2001年 東京ヴェルディ
※3 現東京ヴェルディ
※4 現京都サンガF.C.
※5 現ジェフユナイテッド千葉
■通算出場/得点
日本代表 18試合 1得点
J1リーグ戦 237試合 94得点
http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00181918.html
今見ると「J2⇒J2⇒J2⇒J2⇒J2⇒J2⇒パラグアイ⇒J2」っていう地道なキャリアに見えるな!
そして日本代表通算1得点という微妙感!
選手としてやり残したことを次世代に託す名将感がプロフィール全体からあふれている!
↓武田は「エキサイティングで楽しい試合を見せる」と謙虚に誓った!
<武田監督コメント>
震災後、何かできないかと微力ながら被災地でのサッカー教室や避難所への訪問で足を運んできましたが、今回、チャリティーマッチの大舞台で、自分自身初となる監督の大役を務めさせていただくことになり、光栄な思いであり、興奮しています。
コーチの菊池新吉さんとは、ヴェルディ時代のチームメイトであり、岩手県出身の彼とともに指揮をとれることも大変嬉しいです。
試合当日は、実力ある現役選手たちを率いるということで緊張はありますが、観戦されるファンのみなさんにエキサイティングで楽しい試合を感じてもらえるよう精一杯の采配を振るわせていただきたいと思います。
http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00181918.html
武田:「自身初となる監督の大役」
武田:「実力ある現役選手たちを率いるということで」
武田:「緊張はありますが」
武田:「精一杯の采配を振るわせていただきたい」
やったな武田!
おめでとう武田 監督!
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武田は正直、居住まいの悪さも感じているはずです。相手方の監督は青森出身でベガルタ仙台・モンテディオ山形でもコーチをつとめた手倉森浩氏、そして両軍のコーチには岩手県遠野高校出身の菊池新吉・利三兄弟。純東北のメンバーが揃っています。兄弟対決ということを考えるなら、本来は武田のポジションには浩氏の兄である元ベガルタ仙台監督の手倉森誠氏が就くのが美しかったはず。
しかし、手倉森氏はU-21日本代表監督、日本代表コーチとして多忙を極める身。年明けのアジアカップのことを考えれば、なかなかほかの仕事は受けにくい状況でしょう。そんな中、武田にヘルプの声が掛かった。これは天命と考えるべきでしょう。「武田よ、そろそろ監督としてのキャリアを始めろ」という。
地道なキャリアを歩み、地道な復興支援をつづけてきた武田の人間性が、そのチャンスを呼び込んだ。どれだけタレント業で成功をおさめようとも、サッカーから離れることはなく、さまざまなカテゴリーを見守りつづけてきた武田の歩みが、そのチャンスを呼び込んだ。神様は、頑張る人のことをちゃんと見ていてくれるんですね…!
↓それでは復興への祈りを込めて、武田からの応援メッセージでお別れです!
武田:「野菜大好き!」
武田:「武田修宏です」
一見タダの自己紹介だけど、その向こうに復興への祈りがある!
東北の皆さん、武田などと称する男の監督デビュー戦をどうぞお楽しみください!
価格:1,000円 |
復興情報ではなく武田情報になってしまったことへのほのかな罪悪感!