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 噴火した御嶽山(おんたけさん、長野・岐阜県境、3067メートル)で7日、安否不明者の捜索が3日ぶりに再開され、心肺停止状態の3人が見つかった。長野県警は全員の死亡を確認し、うち2人の身元を発表。噴火による死者は計54人になった。県は8日も捜索を行う方針だ。

 県警によると、身元が確認された2人は、安否がわかっていなかった12人に含まれ、安否不明者は10人になった。

 県警などによると、3人は山頂南側の登山道「八丁ダルミ」付近の斜面で見つかった。うち1人は登山道から20~30メートル東の斜面で、体の大部分が火山灰に埋もれていたという。