2014年11月18日13時01分
御嶽山(長野・岐阜県境、3067メートル)の噴火で、火山噴火予知連絡会の総合観測班が現地調査の報告をまとめた。山頂での火山灰の厚さは最大35センチで、火山灰の量は50万トン前後と推定。火口から約1・3キロ離れた場所にも20~30センチの噴石が飛んでいた。
調査は8日に実施した。火口から北東約500メートルの山頂(剣ケ峰)では、山小屋の屋根を突き破った直径60センチ程度の噴石を確認。約1・3キロ離れた山小屋では、20~30センチの噴石で屋根に穴が開いた。
山頂の火山灰の厚さは最大35センチ。火口から2キロの場所では1~2センチで、火口から離れると急速に薄くなっていた。調査を元に改めて火山灰の量を50万トン前後と推定した。1979年の噴火とほぼ同じ規模という。
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朝日新聞社会部
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