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【職員レポート!】タウンルッチに学ぶ

[2012年11月29日]

市役所の若手職員が研修の一環として取材した、市民団体等のまちづくり活動とその熱意をお伝えします!

米原市職員「協働基礎研修」についてはこちら

タウンルッチとは?

2年制の市民大学「ルッチ大学」の卒業生を中心に平成18年に結成され、地域のまちづくりを目的として、山東生涯学習センター「きんせい」の指定管理、きんせい寄席、放課後児童クラブなど、さまざまな活動を行われています。

歌声喫茶に触れて

歌声喫茶とは、毎月第4日曜日に、みんなでお菓子を食べながら歌を歌ったり、川柳を詠んだりと楽しく過ごすイベントです。

参加費は一人500円ですが、開催日を心待ちにされている参加者の中には、市内外はもちろん、岐阜県から来られている方も!当日、開始30分前から来場されると同時に参加者同士で世間話に花を咲かし、聞こえてくる楽しそうな笑い声。彼らにとっての歌声喫茶はもう始まっていたのでした。

心地よく歌う参加者のみなさん

「団塊の世代が退職後、きっと時間を持て余す方もおられるだろうし、そんな方々にもずっと元気でいてほしいとの思いも、歌声喫茶を始めた理由の一つ」と語る代表の西堀さん。

これぞ”歌の力”!

今回の取材の中で、こんな貴重な話を聞かせていただきましたので紹介します。

市内在住の男性参加者Yさんは、過去に脳梗塞で倒れて後遺症が残り、杖を使って何とか歩ける状態であったそうです。
そんな折、人づてで歌声喫茶を知り、参加するようになられたのですが、最初のうちは歌うことがままならず、指でなぞって歌詞を追いかける事だけでも精一杯でした。

しかし、それからほとんど毎月参加を続けられたYさん。
なんと、参加の回数を追うごとに少しずつ体の状態がよくなり、他の方々と同じようにはいかずとも、伴奏に遅れることなく歌を歌えるまでに体の状態が回復したというのです。

理由はシンプルでした。実はYさん、昔から歌が好きだそうです。
西堀さんはこのエピソードを「正に歌の力」と語られ、好きなことができる喜びが歌声喫茶での笑顔に表れるYさんを感慨深く振り返っておられました。

お菓子とコーヒーも楽しみのひとつ

コーヒーとかぼちゃケーキ

毎回、半ばの休憩時にいただくケーキはスタッフの手作り。一緒にいただくコーヒー等の飲み物が心地よいひとときをより彩ります。そんな中、会場を包み込みながら、自らも楽しみつつ歌声喫茶を進めていく代表の西堀さん。その笑顔の理由は、モットーである「地域の方や参加者の方に喜んでもらうこと」に尽きます。

タウンルッチ代表の西堀さんからのメッセージ

代表を務める西堀さん

「今だからこそ、やりたかったこと始めませんか?
アットホームな雰囲気です。新規の参加、お待ちしております!」 

今後の予定

歌声喫茶

  • 12月
    日時:平成25年12月22日(日曜日)午後1時30分から
  • 1月
    日時:平成26年1月26日(日曜日)午後1時30分から 

※ともに場所は米原市山東生涯学習センター『きんせい』(旧米原市勤労青少年ホーム)
 参加費は一人500円、予約は不要です。

山東生涯学習センターの位置は、「施設マップ」のページでご確認いただけます
(「文化・スポーツ」タブ→ジャンル「文化施設」内 6.山東生涯学習センター)

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