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FuelPHP のインストールから動作確認(ローカル)までの概要

 
FuelPHP のインストール概要02

FuelPHP のインストール

FuelPHP のダウンロード

FuelPHP をインストールします。インストールする場所は、ホームディレクトリ(C:\Users\ユーザ名) に「work」というフォルダを作成し、その中にします。

それでは、まず、ホームディレクトリにwork フォルダを作成します。
デスクトップにある「Git Bash」アイコンをクリックし起動します。
Git Bash でwork フォルダに移動します。

$ cd work

git clone コマンドでFuelPHP のソースコードをダウンロードします。最後の引数の「fuelphp」は作成されるフォルダ名になります。※フォルダ名は任意で構いませんが先に設置しないように注意してください。

$ git clone --recursive git://github.com/fuel/fuel.git fuelphp

※なお、Git Bash でコピー&ペーストするには、Git Bash のタイトルバーを右クリックするとメニューが表示されます。

しばらくするとダウンロードが完了します。

上記のコマンドは、FuelPHP の最新の正式リリース版またはRC 版がインストールされます。
現時点ではFuelPHP 1.7 の正式リリース版がインストールされています。

Apache の設定

Apache から、インストールしたfuelphp にアクセスできるように設定します。

コマンドプロンプトを管理者として実行します。スタートメニューからコマンドプロンプトを右クリックし、[管理者として実行] を選択します。

コマンドプロンプトを管理者として実行

XAMPP のhtdocs フォルダに移動し、mklink コマンドでダウンロードしたfuelphp フォルダへのシンボリックリンクを作成します。

C:\Windows\system32>cd \xampp\htdocs
C:\xampp\htdocs>mklink /d fuelphp "c:\Users\gara\work\fuelphp\public"

最後の引数は必ずドライブ文字からのフルパスで指定します。(下が実行結果)

fuelphp <<===>> c:\Users\gara\work\fuelphp\public のシンボリックリンクが作成されました

ただし、xampp\htdocs 内に同一のフォルダ名が存在する場合は、以下のようなメッセージが出て蹴られてしまいます。

既に存在するファイルを作成することはできません。

FuelPHP の動作確認

最低限の動作確認をしておきます。ブラウザでhttp://localhost/fuelphp/ にアクセスします。
次のようなWelcome ページが表示されれば、インストールは完了です。

fuelphp02

しかし、FuelPHP1.6からComposer が公式に導入されましたので、必要なパッケージをインストールしなければ、以下のようなメッセージが出てしまいます。

Composer is not installed. Please run “php composer.phar update” in the root to install Composer

それでは、デスクトップにある「Git Bash」アイコンをクリックし起動しComposer をインストールしてみます。

はじめに、FuelPHP のソースコードをダウンロードした「fuelphp」のフォルダまでカレントドライブ(CD)を移動します。

gara@GARA-PC ~
$ cd work

gara@GARA-PC ~/work
$ cd fuelphp

gara@GARA-PC ~/work/fuelphp (1.7/master)

次にComposerのインストールを以下のコマンドで実行します。

$ php composer.phar update

以上でFuelPHP1.7のWelcome ページが表示されます。